カルテNo.5 夜の病院って怖いかエロスなイメージだよね
「リクト君!次を左に曲がって!」
「了解!スカイ・ウォーク、フィンガー・バレッタ。」
「リクト君危ない!」
「アイアン・ガード!」
それからリクト君を先頭に空中で疾走しながら高速の貫手でソイツを始めヤツとかワンコの頭を貫いては絶命させていき、背後からソイツに襲われそうになるとアイアン・ガードで自分を鉄の様に硬化して敵の攻撃を防いでカウンター攻撃。
「ティポセイ・スピン・イーグル。」
キャビンは少し離れた場所からレイピアを構えて突き技を繰り出すと離れている敵には真空の弾丸が頭に突き刺さり貫通して絶命していくと自然と道が開けていき、そこを駆け足で走り抜く。
「ここを左に曲がれば地下からマヤローモの旧病棟へと行けるわ!」
「分かった!」
「了解しました!」
そして私達は敵達を一掃してその左を曲がった所には誰もおらず、目の前には恐らくマヤローモ旧病棟へと繋がる階段がある。私はその扉のドアノブに手を掛けて開けた瞬間に白く眩い光が扉から放たれてしまう。
「うっ!何よ?!」
「なんだよ?!」
「眩しくて目が見えません!あっ!私もう目なんて無かったですわ!カラカラカラカラ!」
そして、眩い光を私達を包み込んで視界が見えてきたので周りを見てみると、何処かで見た事ある光景。いや、ここは地下2階にある私達が最初の方に居た部屋だ……
「え?どうして?」
「わからねぇ……」
「カラカラ。死霊魔導師メルザードによるトラップでしょうか?」
【ご名答!ワイの仕掛けたトラップなのだよ!】
「「「メルザードっ!!」」」
【驚いてくれたかな?地下から脱出出来るかと思いきや、同じ場所に戻される気分は?スゴロクで言えばゴール手前で振り出しに戻るというヤツだ。】
「全く、面倒な事をしやがって……」
【もう一度、同じ場所に行こうなんて考えない方が良い。何故ならまたトラップが引っかかってしまうからだ。行くとしたら地下5階にある地下鉄を使って脱出する事だな。】
「……」
そう言って死霊魔導師メルザードの声は途切れていった。
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