カルテNo.4 仕事ばっかりの日々では疲れてしまう
確かに太り過ぎは良くないと思うけど、痩せ過ぎも良くない。太り過ぎると周知の事実だけど色々な病気になりやすくなるリスクがあるけど、また痩せ過ぎも同じ。
まずはモデルさんの場合は細いのは私達、人間が必要な筋肉を削ってまでスタイルを良くしている事に注意してほしい。言ってしまえば無理な減量と言っても過言ではない。
筋肉が少ないと姿勢を保つのが難しいし、歩き方も変になるしね。それに筋肉量が少ないと冷えやすくなるのよね。人間の特性上は手先や足先は血流の流れが悪いし、人間にとって大切なのは内臓器。
考えてみると内臓器って身体の中心にあるでしょ?
人間って簡単に言えば内臓器の方が大事だから血流で栄養や酸素に体温を取り入れているから、身体の外が冷えると自然と指先や足先の血流を遮断して内臓器に栄養や酸素に体温を運ぼうとするの。
簡単に言えば冷え性とか霜焼けとか、そんな感じで霜焼けが酷くなると凍傷になるのよね。指先や足先に血流が行き渡らなくなって言ってしまえば腐ってしまうのよ。
モデルさんって言うのはハッキリ言えば筋肉を削ぎ落として無理な減量をしているから欧米では、それを知っているから、モデルさんになるには、ある程度の基準値が設けられているって話。
モデルさんというのは世間のみんなが憧れの的なので、世間のみんながモデルさんの真似をして無理な減量やダイエットをして身体を壊さないように敢えて痩せ過ぎないように基準値が設けられているのよね。
私は取り敢えず試着が終わったので鏡を見ながら見てみる。まぁ悪くないな。
「キャビン。」
「カラカラ。どうしましたか?」
「ちょっと見てもらえる?」
「カラカラ。分かりました。」
私は試着室のカーテンを開けてキャビンに見せる。
「どうかな?」
「カラカラ。コレからの夏らしい色合いだと思いますよ。桃香様。」
「じゃあ、コレを買って行こうかしら。」
「カラカラ。かしこまりました。」
私は試着室から元の服装に着替えてデニムスキニー、黒地に色のペンでプリントされた犬のインナー、アウターの白レースの3点を持っていきお会計する。
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