第11話 ドキドキ☆女子高潜入!乙女パラダイス♀− 何か違くね? by飯島大翔。藤田祐司。大和響也−
全く、読心術とは警視総監やるじゃねぇかよ。ん?何か響也が警視総監に近寄ってるな?何やらんだ?
「紗耶香さん。」
「何ですか?大和響也君。」
「甘いお菓子は好きですか?」
「大好きじゃ。」
やっぱり見た目と一緒で甘いお菓子が好きとは嗜好もお嬢ちゃんだな。
「何が1番好きですか?」
「ショートケーキ。」
うん。見た目とそのまんまで想像通りだな。
「それじゃあ、今度お会いした時に俺の作ったショートケーキを持ってきますね。」
「響也君。イイ奴だな!気に入った!」
何か餌で釣られたよ。めっちゃ嬉しそうだし、目が輝いてるぜ警視総監。まぁ、気を取り直して本題へいくとして警視総監の紗耶香さんも椅子に座り直して、さっきとは全く違う雰囲気になった。
「藤田君に今日、飯島君と大和君を連れてきた理由とはな。私を含めて警視庁の、ごく一部の幹部は君達3人が、べリアルと戦っているのも藤田君を含めて、君達3人の活躍は藤田君から聞いている。」
そういや祐司と再会した時に警視庁の警視総監を含めて、ごく一部の幹部はべリアルの存在を認知しているって言ってたな。俺はそう思いながら警視総監は続けて言う。
「そして、飯島君に大和君。君達には少し警視庁の民間協力として頼みたい事があるんだ。」
「いったい何ですか?紗耶香さん。」
「ふむ。詳しい内容は藤田君。よろしく。」
すると祐司は警視総監に変わって俺達に警視庁から直々の頼み事を言ってから祐司が話し出す。
「実は、ここ最近、女子高生だけが狙われて殺害されるという事件が起きてるんだ。」
「まぁ、そりゃよくある話だわな。」
「ところがね大翔。その女子高生達は、みんな通っている学校の中で殺されているんだ。」
「何でです?」
「響也。それが分かっているなら俺達は、とっくに動いてるよ。」
「そうですね。」
「其所で、殺害現場の学校の理事長から捜査を依頼されたのは良いけど……」
「良いけど、何だ?祐司。」
「理事長が言うには、内密に捜査をして欲しいとの事でね。学校自体が、超が付くほどの伝統ある学校で、ただでさえマスコミを押さえてるからってね。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます