第10話 超高速【スカル】ーそのスピードに着いてこれるか?ー
「全然、待ってないから大丈夫だよ。明日香ちゃん。」
明日香ちゃんは響也に抱き着いて、響也はしっかりキャッチした。明日香ちゃんは少し申し訳なさそうに言う。でも、響也は笑顔で明日香ちゃんに答える。
「ところで響ちゃん?」
「どうさたの?明日香ちゃん。」
「この人達って知り合い?」
「そうだよ。男の方は、みんな友達で彼処の女の子は知り合いですかね。あの娘は初めましてかな。」
響也は優菜に知り合いと言い、愛ちゃんは初めましてと言う。すると明日香ちゃんは急にドス黒いオーラを出し始めてきた。
「響ちゃん……私という女がいながら浮気?私、浮気なんて許さないからね……私、響ちゃんに浮気されたら」
「ち、違うよ明日香ちゃん!優菜さんは今、働いてる店の人だから知り合いなんだよ!」
すると明日香ちゃんは優菜に詰めかけて質問してくる。
「ねぇ、貴方……」
「ん?」
「響ちゃんが言っていたのって本当かしら?」
「ん?あぁ本当だよ!それにね!響也君の作った、お菓子は全部、美味しいんだよ!」
優菜が答えた後に明日香ちゃんから放たれたドス黒いオーラは消えて元に戻った。やべぇ、マジで怖かった……
つーか愛ちゃんさ、怯えてるよね?そりゃ、そうだよ。普通に怖いもん。でも優菜の奴は全然怖がってなかったな。やっぱり天然が最強か……
そんな、こんなで俺達は各々、帰ることにして、俺は優菜と一緒にバイクで戻り、祐司は愛ちゃんとデート、響也は明日香ちゃんをバイクで送る事にして響也も明日香ちゃんの送った後に店に戻ってきて俺と一緒にディナーに出す、料理の仕込みを始め、そしてディナーの時間。
いつも通りディナーの時間も終わり店の後片付けをしてから響也は店から上がり、俺は店を閉めて、自分の部屋に上がってから部屋に入るとダビデとボーンが出迎えてくれた。
「お疲れ様です。マスター。」
「お疲れ様です。大翔お兄ちゃん!」
「おぉ!ありがとよ。」
「ボーン。ちゃんと良い子にしてたか?」
「うん!ちゃんと良い子にしてたよ!ねぇ先輩。」
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