第8話 古代の戦士-さぁ、天罰の時間だ-
『お願い。誰か、誰か来て……助けてあげて……あの人達を……』
また聞こえる女性の声。ここ数日この声が俺の頭に聞こえてくる。あっ、自己紹介しますね。俺の名前は大和 響也(やまと きょうや)。年は21歳です。
今、俺はバイクで日本全国を旅をしていて職業は全くの無職つまりニートであり、はい、つまり世の中で言うプー太郎です。でも、プー太郎でも家は、お金持ちなので、銀行にある親の金から宿泊費を払ってます。スネかじりです。
でも、たまに泊まる場所がない時は野宿もしていますよ?ちなみに趣味は料理に裁縫、好きな物は甘いお菓子と少女漫画ですね。
怖いモノっていうか苦手なモノ幽霊とか出てくる怪談話とか、お化け屋敷に蛇とか蛙です。一応、周りの人には乙男(オトメン)と言われてます。
でも、勘違いして欲しくないのは、別に男が好きとか、女になりたいとかじゃないのでそこは分かってもらえると助かります。
何故、日本全国をバイクで旅をしているかと言うとですね俺としては高校を卒業した後は、父の会社を継ごうと思っていたのですがけど父は曰く……
「お前は、まだ若いんだ。会社を継いでくれるのは嬉しいが、もう少し自分でやりたい事を見つけなさい。暫く響也の好きに生きてても良いからさ。」
そう言う事だから一度やって見たかったバイクでの日本全国の旅をする事にしました。
話が逸れたので戻しますね。とにかく女性の声が聞こえるんですよね。それも日に日に声は、はっきりと聞こえてきますし、それで俺は声をたよりに、声の主に会って話そうかと思いましてね。
バイクで走らせて声を辿ると、ちょっとした山が見えてきまして、どうやら、この山から女性の声がしてきますので、登る事にしましょうかね。
バイクから降りて暫く登ると、ちょっと怪しげな洞窟を見つけましたけど何か薄暗くて、ちょっと怖いんですけど……
でも、洞窟から女性の声が聞こえてくるのは確かですので、勇気を振り絞って洞窟の中へ入る事にしましたけど懐中電灯を着けてるとは言え普通に怖いですね……
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