第3話 石の堕天使-人間コソ愚カナ存在-

「コイツハ面白ソウダナ。是非トモ戦ッテミタイモノダナ……。敵味方ト関係ナク1人ノ戦士トシテ。」


その言葉を聞き反応したのが天空の竜をイメージした堕天使べリアルだ。


「マタ、゙ヴァルキリー゙ノ悪イ癖ガ出タカ……アンナ奴ハ俺ガ出張レバ、スグニ抹殺ガ出来ル。」


そして、今まで無口だった阿修羅をイメージする堕天使べリアルが話し始めた。


「ノーム殿モ言ッテ様二我々ノ脅威二ナルノハ間違イナイ。アンマリ油断ヲシテイルト足元をスクワレルゾ……オシリス。」


それを聞いたオシリスは勢いよく立ち上がり……


「ナンダト!ノヴァ!鬼神族ダカラッテ調子二乗ルンジャネェゾ!」


「フン……オシリス。ソノ傲慢ナ性格ヲ今スグニデモ矯正シテヤル。」


オシリスとノヴァはお互いに席から立ち上がり、睨みつけ合い殺気をぶつけ合ったが、そこで1人の幹部がオシリスとノヴァの間に割って制止する。


「オシリス。ノヴァ。我々ハ同胞デアリマス。オ互イニ切磋琢磨スルノハ良イ事デスガ、時ト場所ヲ、ワキマエマショウ。」


オシリスとノヴァの二人後退りするほどの幹部が殺気を向ける。


「スイマセン。ハモンサン……コレカラハ気ヲツケマス。」


「申シ訳ナイ、ハモン殿……私モ大人気ナカッタ……」


オシリスとノヴァの二人はハモンという幹部に詫びをいれた。


「デハ、皆サン。各々ノ気持チハ、アルト思ウデショウ。私カラ見テモ我々ノ脅威二ナルノハ間違イアリマセン。コノ我々ヲ脅カス存在ハ、ドウ思イマス?゙ウリア゙二゙ラビエル゙。」


オシリスとはまた違う龍を想像させるウリアという堕天使べリアルはぶっきらぼうに話し始める


「俺達ノ邪魔ヲスルナラ俺ハ叩キ潰スノミダ……ハモン。」


そして、剛力な魔神を想像させるラビエルという堕天使べリアルも口を開く。


「ドンナ敵ガ出テコヨウト我々ハ成シ遂ゲバナラナイ理想ガアル。マズハ人間ノ前二、コノ我々ヲ脅カス者ノ排除ダ。」


そして、ラビエルが言い終わった後にハモンはまた話し始めた。


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