応援コメント

第2話 浮船のような儚き世にも、夜は律義に訪れる」への応援コメント

  • 確かに、世の中は曖昧なことだらけなのですから。全ての物事が論理的に説明出来てしまうのは、所詮、物語の中だけの話。多少矛盾を抱えていた方が、かえって現実に近いのかもしれません。ゼロから世界を創造しなくてはならない、書き手の人達は大変ですね。

    『夢は追い続けてこそ夢。』夢は人生の方向性を示すための物であって、現実的な到達点であってはならない。という事でしょうか。色々と目を引く文がちりばめられていて、次の話も楽しみです。

    作者からの返信

    猫犬鼠子さん、最後まで読んでくださって&応援コメントありがとうございます!

    そうですね。
    心に描いている「夢」というか、「理想」というのはどこにもなくて、叶ってしまったらそれが「現実」に置き換わるんじゃないかなと思いました。

    たとえば、夢にまで見た結婚生活。でも叶ったら、旦那への不満、ローン、その他モロモロ。みたいな。そして、それらから逃れるためにまた何か(新しい夢)を追いかけ始める。
    離婚して生活を失うなり、後で振り返るなり、うまく初心に帰れれば「昔思い描いていた、夢のような現実」に生きている事に気がつくのですが。
    そんな感じの事を考えながら書きました(注:結婚はたとえです)。

    この小説を書く前後に京極夏彦に被れていたので、変な影響を受けているかもしれません(苦笑)