第261話魅惑の引きこもり生活
昨日、食材を買い込み、今日は一日引きこもる。曇りなので、外に出る気もない。寒くも暑くもなく、引きこもり日和である。朝からパソコンでニュースを眺める。いながらにして世界中の情報を目にするのは、快楽以外の何物でもない。文明の利器に感謝。
世界中がコロナで騒いでいるが、なぜか私の周りに悲壮感はない。子供は相変わらず公園で叫んでいるし、おじいさんは朝からジョギングしている。輝かしい土曜日である。
一日引きこもって時間を浪費するのは、貴族的遊戯のような気がする。忙しくなく、時間を余すところなく使える。なんと素晴らしいことか。朝からコーヒーを飲みつつ、そんな貴族的な心地よさにひたる。
そして、こうして徒然なるままに文章を書き、それを世間に公表する。無名であるがゆえの無責任感が心地よい。無責任とはいえ、限度をわきまえた発言をするつもりだ。
それにしても、ここまでのあまりの内容のない文章に戦慄する。ここまで内容のない文章を書くと、頭が悪いことがバレてしまう。文章というのは、バカであることをさらけ出してしまう。まぁ、これまでもさらけ出してきたので、今更な気もするが。
つくづく無名でよかったと思う。好きなことを好きなだけ公で発言できるというのは、それだけで本当にありがたい。カクヨム万歳!
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