第3話退屈について
たまに退屈になることがある。なにもやる気が起きず、ただただコーヒーを飲んでぼーっとしている。そんな時、何かをしたいが、その気力がないというなんとも八方ふさがり的状況になる。それが多少苦痛でスマホをいじるという行為に逃避するのだが、少し経つとそれもむなしくなる。少し思い悩んだ挙句、何もしないという行動を選択する。しばらくすると無為の中にいても苦痛でなくなり、心が落ち着いて、何も考えないが満足しているという状態になる。こうなったらしめたものだ。
あとは時に身を任せて空を見つめ、頭を空っぽにする。それだけで安心というご褒美が舞い込んでくる。
退屈した時には何かに逃避することをやめよう。そして退屈しているその瞬間を立ち止まって眺めてみよう。すると退屈が充実に変換するのだ。
急いで何かを解決しようとすることをやめると、物事は解決するものだ。
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