欠落
言葉に上手く出来なくて
思っているのに形にならないもどかしさ
想像はできても
創造できなくて
欠落している自分を思い知る
繊細に美しいものに焦がれるのは
愚鈍な我が身の反動だろうか
人並みを何処で落としてきたのか
人並みなど元から無かったのか
どちらにしてもやるせなく
無い物ねだりをしながら見苦しく足掻く
時には見えている振りをしたり、姑息にも
泣きたくなるような思いで走り続ける
止まらぬ欠落の最後に残ったひと欠片が
落ちて全てが無になった時に
わたしは安堵して
やっと止まって、そして
さっぱりと消えていけるのかもしれない
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