揺らぎながら

わたしというこの不安定な存在

いまだ形定まらず不格好で

日々揺らいではやっと持ち直す

懲りもせず繰り返しては

それでも同じでは無い

同じではいられない


この何処までいっても未熟の極みの我が身


意味とか価値とか

そういう理屈ではなくて

どうにもいたたまれなく

苦しみもがいている時でさえも

わたしはやっぱりしがみついているのだ

生きるということに


どんなに往生際悪く揺らぎながらでも

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