第3話偵察

中学に入学した。テロの件は依頼主とはなしながらすすめていた。

2年半という偵察期間を与えられた。

2年半後に決めていい。と、

2年半それは、長いようで短いものだ。

嫌なことは沢山あった、無論いいことも。

沢山考えた。 組長として、

やるしかない。2年の冬ゆきの心は決まった。

ゆきは、依頼主に、一つお願いをした。

「使えるやつは残したい。組に入れて洗脳でもする。」

「いいだろう」

許可を得た 腹を括った。

それからというものゆきの考え方が変わっていった。

あのセンコーに、絶望の顔をさせたい。

あの友達の痛み苦しむ顔が見たい

あいつは使えるから残したい

人を見る目が変わった。

そして、準備が始まった。

「学校のボランティア工事会社です。」

組織の幹部がそう言って学校に、近ずく。

少ない予算でボランティア点検や工事を行うといい様々な機会を取りつけて準備を進めた。

ゆきは、人を観察し誰を残し誰を消すか、

それのみを考えていた。

もうゆきの中に思い出も友達との友情も何も、なかった.......

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