フィギュアの未来
勝利だギューちゃん
第1話
美少女フィギュア
大抵は、2次元のキャラを立体化したもの
女子高生のキャラが多いのか、制服姿が多い。
今時の、女子高生らしく、スカートが短い。
当然、下着も忠実に再現されている。
つい、覗きたくなってしまうのは、男の性か・・・
「実際にやったら、犯罪だな」
そう思いつつ、手持ちのフィギュアのひとつを、下から見てみる。
やはり、白が多い。
好きだから、いいのだが・・・
最近のフィギュアは、実に精密にできている。
今にも動き出しそうだ。
・・・って、完全に危ないな・・・
そういえば、しゃべるぬいぐるみがある。
音声認識のぬいぐるみで、限界はあるが、会話が出来る。
30センチくらいはある大きさなので出来ると思うが、
科学の進歩は、すさまじい・・・
真面目に、お年寄りの認知症の予防に、役立てられているらしい。
もしかしたら、会話のできるフィギュアが出来るかもしれない。
その場合は、そのキャラの声優でなければ、詐欺だが・・・
少し、想像してみよう・・・
「ここ狭い。つまんない」
「どこか、連れてって」
「足がかゆい。かいて」
「悩む前に、行動する」
「自分でしっかりやらないと、ひどいめにあうわよ」
やめとこう・・・
身が持ちそうにない・・・
やはり、飾るだけでいいや・・・
うるさく言われるのは、リアル彼女だけでいい。
どうか、会話の出来るフィギュアは、実現しませんように・・・
そういえば、フィギュアの原型は古く、室町時代にはあったようだ。
肖像模型と言われていたようだが・・・
雛人形も、一種のフィギュアだな・・・
フィギュアの未来 勝利だギューちゃん @tetsumusuhaarisu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます