文系大学院生の日常:その謎に包まれた生態

作者 カワゥソ

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★★★ Excellent!!!

文系の大学院に在籍していると、それって意味があるの?って訊かれることが多々あるはず
それは、社会的に有益性があるの、とか、お金が稼げるの?って意味の質問かもしれません
そういった点では、文系の大学院生に<意味>はないのかもしれません
でも、でもです
大切なのは、自分がその研究に見出す<意義>のはず

このエッセイは、文系の院生だけではなく、他者に理解されないような活動をしている、つまり、やりたいことをやっている、多くの方々に、ぜひ読んでいただきたいです

★★★ Excellent!!!

「文系の学生って一体何をしているんだ?」という興味から本作を読ませていただきました。
私自身が理系の院生(就活引き延ばし組の上タコ足キャンパス)だったので、文系という大きなくくりでどんな人が何を勉強しているのかずっと不思議でした。
筆者のユニークな書き口で楽しく拝読させていただきました。
どの分野でもそうですが、いるところには優秀な人はいるんですね。
連載頑張ってください。

★★★ Excellent!!!


今や大学進学率は53.7%、約260万人が大学(学士)に通っている。
その中で文系の学生割合は約46%。(※1)

そして、その中から院へ進むのは人文学で4.7%、社会科学で2.5%である。(※2)

そりゃ、大抵の人には分からない。
300人の経済学部なら8人ほどしか知らない世界。

だからこそ、リアルがある。
院生しかしらない日常、常識、苦悩がある。

大学に通っていた時には横にあったはずなのに、多くの人が脇を通り過ぎていく世界を知りたくありませんか?
とても分かり易く、一部フィクション(という体)でリアルに書き出されています。こんな世界だったんだ、と目から鱗なのか、涙なのかが流れ出るエッセイ。

面白いです。


※1 e-Stat 学校基本調査を参照
※2 文部科学省 大学院部会(第81回) 配付資料
   資料5 大学院の現状を示す基本的なデータ