朱色の扉

作者 星森りっか

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★★★ Excellent!!!

大切なものを失った、虚しく乾いた心情が描かれた物語の始まり。
そこから描かれていく、死という現実が秘める儚さと生きていることの有り難み。

主人公晴乃の願いと、【扉の向こう】に待っていた奇跡。
大切なものへの慈しみが感じ取れる、透明感溢れる物語です。

★★★ Excellent!!!

冬休み。親友が亡くなったと知らされて、ショックを受けた主人公は雨の中裸足で家を飛び出してしまう。向ったのは、亡くなった親友が好きだった神社の裏にある森の泉――。

主人公の思い。親友の思い。凛とした空気とあたたかな余韻に包まれる、透明感のある物語です。ぜひ読んでみてください。