第13話彡(^)(^)「おじさんはなー“こどもを安心させる達人”なんや」

ガチャ


(´・ω・`)「いってきまーす」


(´・ω・`) 「今日もカニがいっぱいいるかな」テクテク


(´・ω・`) 「暑い、川に入っちゃお」ザブン


(´・ω・`) 「あ、いたいた」ガサゴソ




カナカナカナ


(´・ω・`) 「いっぱい遊んだから、そろそろ帰ろかな」


彡(゚)(゚)「おーい坊主」スタスタ


(´・ω・`) 「ん? なに、おじさん」


彡(゚)(゚)「あのなー、この川はこどもが何人もいなくなったんや」


(´・ω・`)「えーっ! 誰かおぼれたとか、そんな話きいたことないよ」


彡(゚)(゚)「そりゃあそうやろな……」


彡(^)(^)「このワイがこどもを連れていったんやからな」


彡(^)(^)「いままでいっぺんも見つかってないんやで」


(´・ω・`) 「……」


(´・ω・`) 「おじさん……今はもうやめたんでしょ?」


彡(^)(^)「……なんで、そう思うんや? 」


(´・ω・`) 「だって、おじさん全然恐くないよ」


彡(^)(^)「ああ、そうやなー」


彡(^)(^)「おじさんはなー“こどもを安心させる達人”なんや」


彡(゚)(゚)「ははは……」


(´゜ω゜`)ダダッ


彡(●)(●)「……」




(´゜ω゜`)「ハァ……ハァ(恐かった)」







(´・ω・`) 「これがお父さんから聞いた話……すぐに通報したそうだけど、そのおじさんは今でも捕まっていないんだって」




彡(^)(^)「おじさんはなー“こどもを安心させる達人”なんや」 完

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る