あとがき 2021/04追記

 最終章のエピローグまで読んでいただけたという前提で、まずはありがとうございます。

 小説を書いて投稿しようと思い立ってから、執筆期間としては一年、投稿期間としては十ヶ月ほどが経過しました。

 物語の流れや結末、執筆に掛かった時間も、おおむね予定通りでした。

 展開に関してはいくつか変更した部分もありますが、描きたかったものは描けたと思います。

 ちなみに、構想段階での仮タイトルは『僕のクオリア』でした。

 私自身が書きたいと思った物語を全力で書いたものですが、ここまで読んで楽しんでいただけたのなら幸いです。

 執筆を終えて半月以上経過していますが、未だにこの物語のキャラクターについて考えてしまいます。

 それくらい、日常の一部となっていました。

 神無城うてなや久良屋深月がこの後、どう生きていくのか。

 安藤奏がどういう研究者になり、なにをなすのか。

 そんなアフター的な物語もあるにはあるのですが、それはもし機会があれば、ということで。

 ときおり誤字脱字の修正で更新があるかとは思いますが、安藤龍二を中心とした物語はこれで終わりです。

 次はもう少し短く終われる、十万字程度の小説をいくつか書きたいと思っています。

 もし縁があれば、そちらも読んでいただけると嬉しく思います。

 あらためて、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。


追記


 次回作として『ランプの女神の幸福論』という小説を投稿しています。

 こちらにサブキャラとして、神無城うてなが少し登場しています。

 時間軸としては、最終章のエピローグから十ヶ月後。

 別の場所でとある任務を、いつものパートナーと遂行中、という感じです。

 パートナーのほうは今のところ影に徹する予定なので、登場はしないですが。

 もし興味がありましたら、あちらも。

 あくまでお遊びのようなものですが、こちらの設定を知っているとなんとなく目的とか、組織がなにかしらの関わりを持っているとか、わかるかもしれません。

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ボクは平凡すぎる守護対象 米澤じん @yonezawajin

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