第117話 「エキセントリック少年ボウイ」


 私は元々「毒舌」と言われていました。


 こちらを読んで下さっている方にそのイメージがあるかどうかは分かりませんが……多分無いのでは?と思います。

(逆にあったらどうしよう!?笑

こちらでそんなに毒を吐いている自覚はないのに。笑)


 毒舌と言っても、外見的なことや直しようもない様な事は絶対に言いません。これだけは絶対に。 

(ただ、言われたら言います。目には目をのタイプです。…怖い。笑)


 面白くしたかったんですよねー。笑

 私が毒を吐くと笑ってもらえたので。

 (その頃からぬるま湯にいました。笑)

 

 ダウンタウン世代ど真ん中ということもあって、夫なんてお酒を飲むと「笑いとはなんぞや」と今思えば超絶どうでもいい話を友人といつもしていましたし。笑 コントも作っていたみたいです。

(人の黒歴史を勝手にバラす。笑)

 


 ちなみに、皆さんは「エキセントリック少年ボウイ」はご存知ですか?


 ダウンタウンの「ごっつええ感じ」で歌われていたものなんですけど、当時の私は大爆笑でした。笑


 そして、カラオケで1度だけ歌ったことがあります。

 

 

 恋人以外とは、とにかく女子とばかり行動していた私。高校生だったその時もそんな感じに女子のみでカラオケに行くことになりました。


 けれど、私の1番仲の良かった友達が「今日はお金がないから歌わない」と言い出したんです。そして、一緒に来たものの1曲も歌わずムスッと拗ねていました。(彼女は典型的なかまってちゃん)

 

 私がもし同じ立場なら「じゃあ今日は私はやめておくー」と言って帰るか、みんなが「今日はみんなで奢るよー」と言っていたので、どうしても行きたかったらそこに甘えて、次回奢ってお返しすると思うんですけど…。


 ちなみに、彼女は1人行かないのは嫌だし、奢られるのも嫌。帰るのはもっと嫌だった様子。

 

 要は末っ子の寂しん坊なのです。

 

 同じ空間に居ながら終始ムスッとして歌わずに飲み物だけ頼んで座っていました。


 正直、みんなが彼女を気にして楽しめない状態。

 お願いだから、本当にお金はいいから!と懇願したい気分でした。


 いや、3人とかなら彼女の為に今日はやめておこう!と言えたんですけど、もっと人数がいたので1人の為だけに中止にはならなかったんです。


 私は正直胃が痛い思いでした。(弱すぎ)

 帰らずに来たならお金払わなくていいから、歌わなくても最悪おしゃべりやらで楽しい風にして欲しかった……。


 もう嘘でもいいから!!お願い!!

 と心底願いましたし、ちょこちょこ話しかけていました。


 けれど、終始ムスッとしていた彼女。


 そこで私は仕方なく彼女が笑うであろう曲を「○○ちゃんに捧げます!」と銘打って歌いました。


 それが「エキセントリック少年ボウイのテーマ」。笑


 この曲をカラオケで歌ったことがある人はいるでしょうか?


 例え女友達だけの前とはいえ、結構恥ずかしいです。笑



 でも、ムスッとしていた彼女はそこでやっと笑いました。


 ホッ。



 ホッってなんだ!?

 何故私がホッとしなきゃなのだ!?

 


 と、思ったものの、あの空気には耐えられなかったー。笑


 

 エキセントリック少年ボウイのテーマ。

 知らない方は是非探して見たり聴いたりしてみてください。


 

 そして、あの人これを歌ったんだなぁって思ってもらえたら幸いです。笑


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