第58話 出来たら隣に座りたい。

こんなことを自分から言うのもなんですが、

「私はものすごく緊張しいの恥ずかしがり屋です」


自分からこういうことを言う人って、

私は嘘くさいなぁと思うのですが(笑)

でも、そうなんです。本当に。

本当に恥ずかしがり屋なんです。


とりあえずそこは疑ったとしても

一旦は飲み込んでお読みください。


それにしても…恥ずかしがり屋って言い方がそもそも何だか、恥ずかしい。

照れ屋?いや、自分から照れ屋というのも恥ずかしい…。


「私信用出来ますよ」って自分で言っちゃう人くらい、信用出来ない感じがして。


そしたら、極端に「対人恐怖症なんです」とか?


でも、急に「対人恐怖症」だと打ち明けたら、

相手のこちらを見る目が変わりそうだし、

身構えてしまいそうな予感。


じゃあ、何て言えば?


わからない…。

結果、最初の嘘くさい説明になってしまったのです。



さて、なんでこんな話をするかと言うと、

どこかで人と会う時、出来たら並んで座りたい

という話をしたい為なんです。

(まどろっこしいですが)


いや、ファミレスなどのテーブル席では、

さすがに無理だと分かっていますよ?

「どうした?あの人たちは」と一緒にいる相手にまで迷惑をかけてしまいますので。


でも、カウンターがあったとしたなら

カウンターで並んで座れたら私は嬉しいです。


とはいっても、場所によってはカウンターって

おひとり様で食べたらさっと帰る人の為だったりもしますよね。


なので、友人と出かけていて

カウンターへ通されることはほぼ無いのですが。


特に若い頃のデートでなんかは、

横並びで座りたかったな〜と思うのです。

(もう関係ないけれど)


とにかく向かい合っていると、

恥ずかしいんです…。


たまに友人とでさえ恥ずかしい時があるんです。

特に、ちゃんと人の目を見て話す人とだと。

それが礼儀として正しいとは思うんです。


でも、私は相手の目を見て話すけれど、

ずっとではなくて

何となくのタイミングで視線を外します。


何だか居心地が悪くて(笑)

その時、意識してしまうと不自然になるので「無」です。


でも、視線を外さない相手には

こちらも外しちゃ失礼な気がして

頑張るのですが…途中心が折れます。


結果、向かい合っているときは

ストローの袋を星型にしたり

何かをしながら話を聞いていることが

しばしば。(でも話はちゃんと聞いてますよ〜ごめーんという気持ちで)


あ、これは恋人や友人、知り合いとの話です。


さすがに相手が上司や学校の面談の先生だったりすると、何とか目を見つつも相槌のタイミングで

たまに外したりして、やり過ごしています。

(学校の先生は視線を全く外さない人が多いので、結構緊張します)


それもあって、カウンター席っていいんですよね〜。


前がガラス張りのカウンターとか、

本当にありがたいですし、

電車の横座りもありがたいです。


…って、こんなことを思う人っていますか!?


こうなると、やはり

「私は緊張しいの恥ずかしがり屋です」より

「私は対人恐怖症気味です」の自己紹介が

正解なのですかね。

(気味と付くことでまろやかになるかも?!)



どちらも恥ずかしい場合は

どうすれば!?


相変わらずこんなちまちましたことを思っているのでした。

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