密着! 感情の引きこもりを救え!!

情報をインプットしたりアウトプットしたりしながら、ネット社会を生きる僕らは生きていると思うんだよ。SNSは、インプットとアウトプットを両立させてくれるし。


アウトプットするのは情報だけじゃなく、感情もだよね。


だけど、どうしようもなくアウトプットできない感情もあるわけよ。「これ誰にも言えねえわ」ということが、あるんだ。小さければまだいい。別にアウトプットしなくても成仏させられるかなと思うから。


ただ、大きな感情となると問題だ。大きな感情をアウトプットできずに心の中にだけずっと住まわせていると、どんどん膨れ上がる。増長する。心の中を我が物顔で占領し、「おい飯はまだか」とのたまうようになる。僕はこれを、感情の引きこもりと呼んでいる。


どんどん大きくなるのに外には出られないから、容量に限界のある心の中が窮屈になっていく。そうして周囲の感情をも飲み込み複雑化していき、大きなモヤモヤと変化する。最終的には、その感情の正体が何だったのかすらわからなくなって、もうどうしようもない。


今の僕には、誰にも言えない感情がある。困ったことにこれはとても大きくて、既に感情の引きこもり状態になってしまっている。今はまだ正体がわかるけど、周囲の様々な感情をも取り込み始めているのを感じる。不安、焦燥、嫉妬、憤り、それらを飲み込み始めている。結束している。


もちろん誰にも言えないので、ここにも書けない。この感情を絶対に届けてはならない相手がおり、万が一にでもその人の目に触れたらと思うと書けなくなる。カクヨムだと僕は本名と本名を用いたHNで活動してはいないけれど、身バレするようなことがここには平気で書いてある。


それは僕が、僕自身をアウトプットする場としてここを利用しているからだ。現実の僕自身を等身大の姿そのままでここにアウトプットすることで、僕は安心を得ている。


リアル友達には言えると思う。だけど、絶対なんてこの世にはない。繋がっていないだろうと思っても、意外な人物同士が意外なところで繋がっていることはよくある。僕の経験上も、結構あった。


どうしたらいいんだ!


そう思った僕は、せめてもの感情の供養としてこうして書いている。


まあ……これを書いたところで、アウトプットにはならんのだけども。言えない何も捨ててしまおう。


肥大化する引きこもった感情に怯えるこの頃。


そんなことよりライターの仕事頑張れという声が天から聞こえてきたよ。ド正論。


クッソイソガシインジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!


と、なるべく丁寧な文章を書こうとしていた努力も台無しになったところで終わり。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る