第91話 もう一度、山手線

「あと10話で終わる。新しい路線はリスクが高いので、初心に戻って、魔法JR山手線にしよう。走る電車は、魔法JR電車。魔法東京駅。おおー!? 完璧だ!」

「なんか、それらしくて嫌だな。」

 望と希は、いつも明るく元気に前向きである。二人はEiMでも、基本、主人公なので、まだ気軽である。

「そういえば、黒花イバラも、文芸部の第4期くらいの出身者のはず!?」

「そう考えれば、創作の場ということでは、この第7期LAWSは非常に役に立っていますね。」

「そうそう。毒もここで吐くから、EiMはきれいな作品になるしね。」

 JRSは、EiMでは、意思の無い魔法のスマホに格下げされた。AIロボットと魔法のスマホ。微妙な所で珍しくつながらない。

「やはり、SFはSF。魔法は魔法か。EiMが終わったら、SFで新・ガンダムモドキを書いてみるか?」

 JRSのドリームとホープは、EiMでの自分の再登場を願うのであった。

「それでは魔法JR山手線、魔法渋谷駅からスタートです!」

 これでいいのか? いいのだ。

「魔法渋谷ー! キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

「望と希! 二人合わせて希望です!」

 望と希は、いつも明るく元気に笑顔で前向きである。

「え? この2行でSFを考えろだって? アホか!」

「それより、どうすれば私たちもEiMに登場できるか考えるのが先では!?」

 JRSのドリームとホープもおしゃべりが大好きである。

「お久しぶりです! 魔法渋谷駅の駅娘です!」

「元気だった? 駅娘。」

 駅娘は仕事熱心である。

「クラスメイトは、水花みなも? 水乃ウスイ? どちらも水の魔法使い。」

「灰色の魔法使い。どちらが先に登場させる?」

「クラスメイトが出るなら、もっと続けてクラスメイトが出まくるよな。」

「灰色を立て続けて登場させるか? 難しい選択だな。」

「とりあえず、希とイバラの嫁争いが落ち着くまで、それで遊んで、落ち着く頃には、少しは考えがまとまっているだろう。うんうん。」

 まあ、何も考えなかったら時間さえあれば、簡単に10万字行くだろう。

「さまよえる渋谷人レベル2を倒したぞ!」

 望たちは駅クエストを突破した。

「さあ! 魔法電車に乗ろう! 冒険の始まりだ!」

 望たちは魔法電車に乗り次の駅を目指すのだった。

 つづく。

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