第84話 宮本武蔵
「宮本武蔵ー! キター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「くらえ! この奇跡!」
望と希は、いつも元気いっぱい。
「遂に苦手の名前付けも突破!」
「続けていれば苦手も克服できるんですね。感心。」
JRSの目覚ましとホープも、いつも元気である。
「いらっしゃいませ! 宮本武蔵へ!」
「よろしく! 駅娘!」
新・宮本武蔵駅の駅娘も元気に望たちを出迎える。
「黒夢クロムと黒花イバラ。どっちもマニアックな名前だな。」
「黒花イバラは、まだ設定を覚えている。でも黒夢クロムは、どんなキャラクターだったっけ?」
「剣物語を読み返すのが面倒臭いので、ここで白黒物語をぶち込もう。」
「あれ? そうなると夢乃望ではなく、白花望になるのでは?」
「う~ん。対立軸は、少しズレるけど、悪夢と夢の対決。黒と白の戦いは、また別の話ということにしておこう。」
「望は、両親は失ったが、優しいおじいちゃんと、おばあちゃんの愛情に包まれて暮らしてきた。」
「一方、黒夢クロムも、幼い頃に両親を亡くした。親戚はいないので誰もクロムを引き取ってくれなかった。クロムは孤児院で過ごすことになった。」
「孤児院の名前が黒の孤児院。」
「おお! 闇の秘密結社という感じがプンプンしますね。」
「悪いキャラクターは、全て邪神の幼稚園出身者ということにしておこう。」
「後々の謎ですね。いいですね。ワクワクするぞ。」
「いや~あ、毎日、アイデアのネ申が連発だな。」
「これならスランプとは無縁ですね。」
「新しいモノを生み出さないで、他者の作品からアイデアをパクるだけの者が、書籍化や大賞受賞はおかしい。またプロの作家の作品よりもアクセス数があるのもおかしい。まあ、出版社と大人の事情なんだろう。」
「確かにパクリ小説ばかりでオリジナル性がないものが世に出まくっているのが、株式会社の二匹目のドジョウ政策なのは分かりますけどね。」
「望とクロムが正反対の生活を送ってきて、性格が正反対。これだけで白黒物語の基本が完成するという。」
次話は、マスコットキャラクターについて。
「さまよえる宮本武蔵人レベル1を倒したぞ! 突破だ!」
望たちは駅クエストをクリアした。
「電車に乗ろう! 今日の冒険の始まりだ!」
望たちは、モノレールに乗って、次の駅を目指す。
つづく。
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