第50話 積もった課題

「新高島ー! キター!!!!!!!」

 昔の新・織田裕二風。

「新高島ー!!! キター!!!!!!!」

 男女関係なく、駅に着いたら地名を叫ぶのは流行るかもしれない。

「ガキか!? おまえは?」

「希さん、恥ずかしいからやめて。」

 人目を気にすると恥ずかしいけどね。JRSの目覚ましとホープはAIロボットでも羞恥心は人間よりもある。

「いらっしゃいませ! 新・新高島駅へ!」

「よろしく! 駅娘!」

 いつものように駅娘が出迎えてくれる。駅娘は、各駅と横浜エリアの駅娘と2タイプに分かれてもいいのかもしれない。例えると、新・横浜高速鉄道の広報の駅娘である。むむ、駅娘ではないな。鉄道娘かな。

「今日のクエスト、タイトル問題。」

「DQ1、DQ2やFF1、FF2といった感じで、タイトルネームは数字を変えるだけで、プロもOK。」

「合わせると、DFはあるらしい。権利関係は、たぶん違法のDQとFFを足したゲームらしい。」

「面白いのは、人口70億時代に、FDの作品はないらしい。(ファイナル・ドラゴン)

「でも、面白くないのでやめとこう。しかし、D(ドラゴン)をつけると、新・パズル・ドラゴンや、新・ドラゴンボールのように、前でも後でも名前にDがあると、ウケる、成功するのは未だに解決されていない謎である。」

「DS(ドラゴン・ステーション)はどう?」

「ダメ。新・任天堂DSと被るから。」

「じゃあ、SD(ステーション・ドラゴン)は?」

「SD1、SD2としておこう。今、4路線目だからSD4といったところか。」

 駅クエスト、タイトル問題をクリアした。

「DQやFFのように同じ内容でいこう。」

 駅クエスト、内容が同じ問題をクリアした。

「同じ内容を繰り返せば、熟練度は上がるはずだ。」

 駅クエスト、物語の熟練度をクリアした。

「かなりの駅クエストをクリアしたな。」

「これでいいのかしら?」

「これでいいのだ。」

 数個の駅クエストをクリアした望たちは、いよいよさまよえる新高島人レベル3と戦う。

「さまよえる新高島人レベル3! 突破!」

 望たちは、さまよえる新高島人レベル3を倒した。

「さあ! 列車に乗ろう! 次の駅へ行こう!」

 望たちは、次の駅を目指すのだった。

 LAWS国家試験第4次。新・みなとみらい線。開始は、午前10時。現在12時。残り時間は4時間。残りは4駅。

 つつき。

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