あねもね

作者 水縹 こはる

交差しない心

  • ★★★ Excellent!!!

過ぎ行く者も、立ち止まる者も。
どちらの視点にも、本当の正解なんてなくて。
だから誰かと交差することもない子供の心。

死ぬまで人は生きる。命ある限りどこまでも進む。
その過程で、何かを忘れることもある。忘れたことに気付けないことさえある。
純粋さも、真実も、大切な想いも。
そんな人たちと、心を通わせることはできるのだろうか?
誰とも交差できない気持ちを抱えたまま、変われない少年は交差点で彼らを見つめていた。
そしていつまでも問いかける。

「おしえて、皆はどんな気持ち?」と。

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