第48話 星鏡の天使の独白4

 次に目覚めたとき、僕は果てのない光の中にいた。


 いや、正確には足をつけるべき地面も、手を触れられる壁もあったのだが、白い光に包まれたその場所は、どこまでもどこまでも続いているように見えた。


 死後の世界とやらを信じていたわけではなかったが、まさか、本当にあったのか、と僕は年相応の少年らしく辺りをきょろきょろと見渡した。人も、動物もいない静かな場所だったが、不思議と恐怖や寂しさを感じない。


 ――また、可哀想な命がひとつ失われたのですね。


 延々と反響するかのような神秘的な雰囲気を持ったその声は、よく聞き覚えのある、愛らしいものだった。僕は思わず息を飲んで、どこからともなく響いた声のありかを探るように視線を彷徨わせる。


「……ココ?」


 口調こそ違うが、今しがた響いた声は確かにコレットのものだった。僕の記憶の中のコレットと何一つ違わない、どこか舌足らずな愛らしい声なのに、悠然とした雰囲気を醸し出していることに強烈な違和感を覚える。


 ――この声の持ち主はココ、という方なのですね。あなたを安心させるために、あなたの記憶の中からあなたの大切な方の声をお借りしました。無礼をお詫びいたします。


 死後の世界でもう一度コレットに会えるのか、と期待しなかったと言えば嘘になるが、その口ぶりからしてコレットではないのだろう。小さな落胆を覚えながらも、声に纏わりつく神秘的な雰囲気に何となく姿勢を正しながら尋ねた。


「……あなたは、どなたなのでしょうか。それに、この場所は一体……」


 ――ここに来た可哀想な命は、皆、必ず初めにその質問をします。無理もありませんね。


 くすくすと笑う声は、どこか悪戯っぽくもあって、それは奇遇にもコレットを彷彿とさせる笑い方だった。途端にどうしようもない寂しさに胸が締め付けられて、思わず顔を歪める。


 ――私は、あなた方が「星鏡の大樹」と呼ぶ存在です。そしてここは、私の中、とでもいうべきでしょうか。


「……星鏡の大樹の中?」


 ――ええ。生贄として捧げられたあなたの命、確かに私が頂戴いたしました。


 ああ、やはり僕は死んだのか。改めて言葉にされると、重みが随分違う。どう返答すべきか迷っていると、自称星鏡の大樹は困ったように続けた。


 ――もう何度も繰り返されたこととはいえ、こうしてあなたのように若い憐れな命が捧げられるのを見るは辛いですね。


 その声は、同情でもあり、静かな怒りでもあった。明言したわけでなくとも、何となく、星鏡の大樹とやらは生贄なんてものを望んでいないことは分かる。


 やはり、お告げなんてなかったのだ。僕は、大人たちの醜い思惑の中であっさりと命を落とした。その事実が明白になって、情けないような、この世の全てを呪いたいような感情に襲われた。


 ――代わりと言っては何ですが、失われた命の代わりに、あなたのような憐れな人の子の願いを、一つだけ叶えてあげることにしているのです。既に私に捧げられてしまったあなたの命を取り戻すのは不可能ですが、それ以外であれば望みを聞き入れましょう。何か願いはありますか?


 それは、あまりにも唐突な提案だった。少なくとも、自分の死すら受け入れられていない人間にする問いかけではないことは確かだ。


「……願い、ですか」


 戸惑いのままに星鏡の大樹の言葉を復唱すれば、コレットの声で再び大樹はくすくすと笑った。何だか妙な気持ちだ。


 ――ええ。あなたを貶めた人の子を呪うでも、生贄なんて制度を作り出した王国自体を焼き払うでも、何でもどうぞ。


 いちいちたとえ話が物騒な大樹様だ。神聖な雰囲気とは裏腹に、案外俗っぽいじゃないかと何となく親近感を覚えつつ、僕は願いとやらに思いを巡らせてみる。


 星鏡の大樹の言う通り、復讐という線は悪くない。生贄なんて古びた制度を使ってまでフォートリエ侯爵家を貶めようとした犯人にも興味があった。


 だが、命の代わりに得たたった一つの願い事の権利を、そんなことのために使うのは気が引ける。心残りなんて山ほどあって、とてもすぐに答えを出せるような状況ではなかった。


「……少し、返事をお待ちいただくことは可能でしょうか」


 ――もちろん、百年でも二百年でも、私が在る限りお待ちいたしましょう。


 思ったより、考える期間はずっと長いらしい。猶予があるならば、この状況をよく飲みこんでから考えるのも悪くないのかもしれない。


 ――今までの憐れな命はみな、願い事を考えるために現世の様子を知りたがりました。あなたも知りたいですか?


「……叶うならば」


 その言葉を言い終えるか否かのうちに、目の前に水を張ったような清らかな鏡が現れた。星鏡の大樹を名乗るくらいなのだから、澄んだ水を鏡の代わりに使っているのかもしれない。


 始めはどこか歪んだ自分の顔が写っていたのだが、それもほんの数秒のことで、すぐに現世の風景が映し出された。


 ――これでも見て、ゆっくりお考えなさい。


 星鏡の大樹はそれだけを言い残すと、ぱたりと会話を辞めてしまった。何だか自由な神様だ。だが、コレットの声で語りかけて来るせいか、不思議と憎めない。


 僕は鏡の前にそっと腰を下ろしながら、鏡に映し出された喪服姿の父や母の姿を眺めた。どうやったって非現実感の漂う星鏡の大樹の中、この日から、死者として現世を見守る日々が始まったのだった。




「……エリアスのやつ、またココを泣かせやがって……」


 生贄として命を落としてから、どのくらいの時間が経っただろう。星鏡の大樹の中でも少しずつ成長した体つきを見るに、もう数年は経っていると思うが、大まかな時間しか分からなかった。


 目の前の大きな鏡には、エリアスに詰め寄られて涙目になるコレットの姿が映し出されている。これも、ある意味見慣れた光景だ。僕はもう何度目か分からない溜息をついた。


 僕が見守る現世の人々の対象は、いつからかエリアスとコレットに定まっていた。初めは、フォートリエ侯爵家に誰一人味方がいない弟を中心に見守っており、コレットのことは、彼女の笑顔を見て癒しを得る目的で時折様子を窺っていたのだが、今ではすっかり二人を中心に見守るようになってしまった。いや、エリアスに傷つけられている分、コレットを心配することの方がずっと多いかもしれない。


 エリアスもコレットも、僕の死については病気と信じて疑っていないようで、フォートリエ侯爵家は対外的にも同様の発表をしているようだ。


 その流れで、父上がコレットに僕の形見と称して星鏡の大樹の葉を模ったペンダントを差し出したことには驚いた。鏡で現世を観察し始めたころには、僕が生贄として捧げられてからかなり日が経っていたので、父上が僕の死の真相を知っているのかはよく分からなかったが、コレットに形見を渡してくれたことには深く感謝したものだ。


 そのペンダントが、今日もコレットの胸元で揺れている。今ではコレットも18歳、記憶の中の可愛らしい妹のような彼女からは随分と大人びて、今ではすっかり立派なレディだ。


 正直、僕の死後、エリアスがコレットの婚約者となったことには、かなり複雑な感情を覚えたが、コレットの相手がどこの馬の骨とも知れぬ男であるよりはいくらかマシだろう。そう思って湧き上がる嫉妬心を何とか抑え込んだ。


 それに、複雑な環境で生まれ育ったエリアスの寂しさを、コレットならば癒してあげられるのではないか、というエリアスの兄としての期待が無かったと言えば嘘になる。次第に、二人が想いあって、幸せになってくれるならば、それが何よりだと思うようになっていった。


 だが、コレットの存在はエリアスの寂しさを癒すどころでは済まなかった。


 どこまでも寄り添う心優しいコレットに対して、孤独に生きてきたエリアスが彼女に執着していったのも無理はない話なのかもしれないが、それにしたってエリアスのやることは度が過ぎている。コレットを温室に監禁したり、首筋に執拗な痕をつけたりと、やりたい放題だ。


 僕が生きていれば、エリアスを叱ることも出来たのに。残念ながら、エリアスを叱ってやるような大人は彼の周りには誰一人おらず、ましてや彼の暴力的な愛情の中で足掻くコレットに彼を諫められるはずもない。


 エリアスの歪んだ愛情をぶつけられ、コレットが一人涙を堪えているのを見る度に、心から婚約破棄してほしいと願った。それは、嫉妬心や恋情などからは程遠い感情で、僕はただコレットのことが心配だったのだ。


 それに、エリアスにとってもコレットの存在は、ある意味毒のようなものなのではないかと思っていた。彼は、コレットに溺れすぎている。もっと広い世界を知って、適度な距離を保てる相手を探した方が、エリアスにとっても幸せなのではないかと思っていた。


 そんな心配と不安から、僕は一度、二人の婚約破棄を星鏡の大樹への願いごとにしようかと本気で考えたことがある。


 温室に監禁され、虚ろな瞳で静かに涙を流すコレットと、そんな彼女を歪んだ甘い微笑みを浮かべて抱きしめるエリアスの姿を見て、その光景のあまりの息苦しさに思いついたことだった。二人は確かに想いあっているのかもしれないが、傍目にはどうしたって幸せそうには見えないのだ。


 それでも、その夜、コレットがエリアスからの贈り物や手紙を愛おしそうに眺める姿を見て、思い留まった。コレットの深紅の瞳に浮かぶ感情の中には、確かにエリアスに恋い焦がれる熱もあったが、それ以上にエリアスの存在そのものを愛おしむような、慈愛の感情を垣間見たからだ。


 コレットは、強い人だ。あれだけの執着をぶつけられ、理不尽な要求に苦しめられながらも、それでもエリアスを深く深く想っている。情に厚い、優しい女の子であることに変わりはないようだった。

 

 コレットが、エリアスの歪みを知らないわけがない。誰よりエリアスの病みに触れているのは、コレット自身なのだから。


 コレットは、エリアスのことをあいつの病みも歪みもすべてひっくるめて愛しているのだ。それだけの愛を、あの歪んだエリアスに向けられる人がこの世に二人といるとは思えなかった。


 エリアスもまた、それを直感しているのだろう。コレット以上に、彼のことを愛してくれる人はいないと。それが余計にコレットへの執着を増す要因になっていることは確かだったが、なんだかんだ言いつつも、ここまで深く想いあっている二人を引き裂く気にはなれなかった。

  

 僕の願いごとは、二人が末永く幸せになれるように、なんていう、ありきたりだけれど穏やかなものにしようかな、などと思いながら、僕は二人の恋を応援することに決めた。


 コレットのことを心配する気持ちが無くなったわけではないが、結婚すればエリアスもいくらか落ち着くだろうと考えていたことは確かだった。――結果的に、それは大きな間違いだったのだが。


 そして、運命の日はやってきた。コレットとエリアスの結婚式の日だ。


 王都で一番の教会で、華々しく行われた二人の結婚式は、ちょっとしたお祭り騒ぎになるほどの盛り上がりぶりだった。エリアスは相変わらず、無愛想にも見える冷たい表情と愛想笑いを浮かべるばかりだったが、一方で、幸せ一杯の笑顔で花嫁衣装に身を包むコレットの姿といったら、それはもう、この上なく愛らしかった。


 あの小さかったコレットが、と彼女の兄のような気持ちで晴れ姿を見守る。結局、僕とコレットの恋は始まりもしなかったが、彼女が幸せならそれでいい、と心から思えるようになっていた。


 式を終え、どこか硬い表情で初夜の準備を終えたコレットを、僕はぎりぎりまで見守ることにした。弟夫婦の初夜を覗き見る趣味はないので、早々に切り上げても良かったのだが、不安そうなコレットを放っておけなかった。


 しばらくしてエリアスがやってきて、コレットもいくらか表情を柔らかくした。あんなに幼かった二人が、夫婦になるのか、と思うと思わず目頭が熱くなるような不思議な感慨を覚えたが、これ以上見守るのは無粋だろう。そう思い、僕は鏡から目を離そうとした。


 そのときだった。


 エリアスが、どこに隠し持っていたのか、銀色のナイフを取り出し、コレットに向けたのだ。


 コレットは、深紅の瞳を一杯に見開いてエリアスを見ていた。まるで状況を掴めていないようだ。それもそうだろう。初夜なんていう甘い雰囲気にはまるで似合わぬ物騒な代物が、自分の目の前に突きつけられているのだから。

 

 エリアスは、一体何をしようとしているのだ。自分の弟だというのに、彼の思考がまるでわからない。こんなに危険なものをコレットに向けて一体何をするつもりなんだ。


「君の傍にいたいのに、汚い僕は君の隣で息もできないんだよ。苦しくて、苦しくて苦しくて仕方がないんだ」


 エリアスは、コレットの頬を撫でながら、甘い言葉を囁くような調子で告げた。その間もナイフはコレットに向けられたままで、僕はいつの間にか鏡に張り付くようにして、緊迫感の漂う二人から目を離せずにいた。


「いやっ!! 誰か――――」


 コレットはただならぬ様子のエリアスに危機感を感じたのか、助けを呼ぼうと大きな声を出したが、それすらもエリアスの手によって塞がれてしまう。涙目になるコレットの顔を見るのも辛い。


 今のコレットの僅かな声が、屋敷の使用人の誰かに届いていないだろうか。僕は縋るようにドアを見つめたが、一向にノックされる気配はない。新婚夫婦の初夜だから、と皆遠慮してドアの傍に控えたりはしていないのかもしれない。


「本当にすぐだから、怖がる必要なんてないよ。僕を愛しているんだろう? それなら、僕を救ってくれるよね、ね? コレット」


 歪んだ甘い熱を帯びた瞳でエリアスはコレットを射抜いたかと思うと、次の瞬間には、コレットの胸に銀色のナイフが沈んでいた。


 ぱっと花が咲くように、真っ赤な血飛沫が飛び散っていく。コレットの白いネグリジェの色との対比が、いやに鮮やかだった。


 エリアスの手で口元を覆われたコレットは、悲鳴を上げることすら許されなかった。透明な涙が、ぼろぼろと彼女の横顔を伝ってシーツに吸い込まれていく。


 エリアスは何かを言っているようだったが、僕の耳には意味のある言葉として届いていなかった。ただ、エリアスの手によってコレットの胸が開かれ、ぱきぱきと細い骨が折れる音を聞きながら、僕の中で何かが壊れていくのを感じていた。


「コレットの肺は、チョコレートケーキみたいで美味しそうだね。食べてみたら甘いのかなあ……」


 そうだな、コレットはきっと血までも甘い、僕の、僕だけの、可愛い、かわいいお姫様なんだから。


 そんな特別な人が、誰より愛らしい陽だまりのような子が、なぜ、どうして、こんな目に遭っているんだ。


 どろどろとした血にまみれたコレットの胸は、時折不規則に痙攣していた。これはもう駄目かもしれないと冷静に判断している自分がどこかにいて、目の前が絶望に染まっていく。


「……ココ」


 ぽたりと、一粒の涙が掌に落ちていく。星鏡の大樹の中でも涙を流すことは出来るのだな、なんて場違いなことを考えながら、僕は壊れかけた心が憎しみのただ一色で染め上がるのを感じた。


 ココは、コレットは、お前のことを愛していたのに。お前の病みも歪みも全てを許容して、これ以上ないほどの寛容な心でお前の凶行に目を瞑ってくれていたのに。


 それじゃ、足りなかったのか。コレットの胸を裂くなんていう残酷なことをしなければ、お前のその歪んだ心は満たされなかったのか。


 ――僕は、こうして見守ることしか出来ないのに。愛しいコレットに触れることすら叶わないのに。


「……許さない」


 気づけば、涙を流しながら呟いていた。鏡の中に映り込んだ、返り血を浴びたエリアスただ一人を睨みつける。


「絶対に許さない、エリアス……」


 エリアスの手が、小刻みに痙攣するコレットの淡い赤色の心臓に触れる。その光景に、僕の中で何かが壊れる音がした。


「星鏡の大樹殿っ!!」


 絶望と憎悪に自分を失いそうになりながらも、気づけば僕は叫んでいた。


「願いごとを使わせてもらおう!! コレットがあいつに――エリアスに出会う前まで、この世界の時間を戻してくれ!!!!」


 星鏡の大樹は、コレットによく似た声でふふ、と笑った。

 

 ――いいでしょう。それではあなたには、星鏡の天使として彼女の二度目の人生を見守っていただきます。


 星鏡の大樹は、鏡に映り込む残虐な光景とは無縁の穏やかな声で、淡々と説明を続けた。


 ――期限は、彼女の幸せを見届けるまで。私が叶えてあげられるのはここまでです。彼女の幸せを見届けたら、あなたは完全に消失します。


「もう、いい、僕はどうなってもいい、コレットが幸せになれるなら、なんだって……っ!!」


 僕が消えようが、絶命の時と同じような苦しみが待ち構えていようが、どうでもいい。一刻も早く、コレットを、僕の大切なあの子を、この残虐から救ってくれ。


 ――憐れな命の願いごと、確かに聞き届けましたよ。


 その言葉を最後に、辺り一面が真っ白な光に包まれる。そのあまりの眩さに目を瞑ると同時に意識が薄れていくのを感じた。




 しばらくして、僕は星鏡の大樹の根元に広がる清らかな湖の中で目を覚ました。銀色の瞬く星が写り込む湖から、そっと体を起こしてみる。


 背中が重いと思ったら、湖に映り込んだ自分の背中には真っ白な翼が生えていた。生成り色の外套も、天使らしいと言えば天使らしいかもしれない。


 ぱしゃり、と水音を響かせながら、僕は星空を見上げた。数年ぶりの実体は何だか妙な感覚で、どこもかしこも重たくて仕方がないような気がしたが、それ以上に僕の胸を占めるのは、コレットへの愛しさとエリアスへの憎悪だった。

 

「……ココ、今度こそ、絶対に君を幸せにしてみせるからね。何をしても、誰を殺しても、この世界を呪ってでも……」


 コレットを想って頬を緩めたつもりだったのだが、水面に映り込んだ自分の表情は、恐ろしいほどエリアスによく似た歪んだ笑みを浮かべていて、思わず目を逸らした。


 僕は、あいつとは違う。似ているのは顔だけだ。今度こそ僕はきっと、あいつの歪みからも病みからも、きっとコレットを守ってみせる。


 もしも、エリアスがまたコレットを手にかけるようなことがあれば。


 そのときは、きっとあいつを殺そう。驚くほど何のためらいもなく、僕は星鏡の湖の中でそう決心したのだった。

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