>そうだ、まるでコイツが主人公みたいじゃないか!!
ここがとても良かった!
主人公属性をもつ弟がそれを自覚する皮肉。
作者からの返信
ついにと言うかとうとうというか、自分の本当の気持ちに向き合わざるを得なくなったミトラ!
次話からミトラの転落が始まります。
作者的には本物のマロニーが登場した辺りから「ようやくこの場面・セリフ・文章が書ける所まで来れた!」の連続でした。
これも、ようやく……! の思いで書いてます。
そして散々ヤキモキさせてしまったフェットさんと兄貴、そしてクラム編の真実。
本当はこの決戦が終わった後にクラムちゃんが転移して来たのでした。
つまりクラム編の時には兄貴は……(!!!?)
あ、メリバとかバッドエンドになったりはしませんので、安心して(?)読み進めてくださいね。
(^_^;)
編集済
指定されたページが、主人公の弟視点だったことが衝撃です。
丁度あらすじの部分に対しての回答になっている部分だと感じた。主人公が誰かをきちんと把握しないまま読んでしまったので、凄い人を主人公に選んだと勘違いし、壮絶な物語だなと感じました。この人は、更生するのだろうか? と思いながら。しかし、あらすじを見てみるとどうやら主人公にとっては憎むべき相手だったようだ。
ここまで、忌々しい人物を描けるのは凄いとおもう。自分の作り出すキャラというのは何処か愛着がわいてしまう為、憎みきれない部分が出てくる。しかし、この人物はきっと誰が見ても憎むべき相手だと感じました。
冒頭から始まる部分。この部分は116話なんですよね。つまりここから読み始める人は稀だとおもいます。それなのも関わらず”俺の剣は、イミテーションブリンガーは”と言う書き方は素晴らしいなと思いました。何が素晴らしいのかと言うと、剣であることが一目瞭然だからです。例えばこの剣が既出《きしゅつ》であったなら、補足をしない人が大部分だと思うんですよね。すでに書いたから分かるだろうという考えにより。しかし、ここで補足が入るという事はここから読んでも十分に理解が出来るという事。このページ全体的に情景の浮かびやすい作品だと感じました。
作者からの返信
長い物語の中の一話、それもいきなりの核心部分ということで様々な考察を添えた感想をありがとうございます!
言われている通りキャラには愛着が湧きやすく、他のキャラはどこかユーモラスだったり同情する点があったりしました。
しかしこのラスボスにして弟のミトラに関しては、出来るだけ意識してそう言った要素を排除して成立させました。
ここだけを読んでも忌々しく感じて頂けるという事は、それが成功したことでもあるので、その点も嬉しかったです。
初めて執筆した長編ということもあって思い入れも強い作品ですが、情景の浮かびやすい作品だと言っていただきとても嬉しい言葉です。