病院食の肉料理

作者 神谷そら@アドバイス不要作者

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★★★ Excellent!!!

 海外では猫に関する諺が結構多いみたいなんですよ。皆さん、猫に九生有りって聞いたことがありますか?猫には九つも命があるから、中々死なないんですって。私自身、あんまりそういうイメージはもってないですね。しぶとく生き続けるのは猫よりも夏場の台所に出没する黒光りの某の方が……いや、これ以上はやめておこう。
 そんな猫をも殺すのが「好奇心」。珍しい事や未知の事に興味を抱くという誰もが持つであろう欲求。多寡はあれど、皆さんも持ったことありますよね?
 九つの命を持つと言われる猫でさえその命を落とすと言われているのに、一つしかない人間が不用意にそれを抱いてしまったらどうなってしまうのか……その答えがこの小説の中に有ります。

 ちなみに、こんだけ推していますが、猫は一切登場してきません(笑)

★★★ Excellent!!!

とある病院に入院した「僕」の一人称視点で語られるショートストーリー。
一見なんの変哲も無い普通の病院ですが、ただ一つだけ「病院食がめちゃくちゃ美味しい」という特徴があります。
特に美味しいのは肉料理。
病院食だというのにそれはまるで一流レストランにも匹敵するのでは?という味。「僕」はどんどん病院から出される食事にハマっていき、食事がいちばんの楽しみになっていきます。

…しかし解せないのは、あれがいったい何の肉なのか?

短い文章でこれでもか!と魅せらせました。読んだあとには肉料理が食べたくなるような、でも口に入れるのが怖いような…
怖いくらい美味しい病院の肉料理の真実、知りたくありませんか?