けっきょく私は書くための口実がほしいだけなのかもしれない
けっきょく私は書くための口実がほしいだけなのかもしれない
だとしたらそうとう狂ったジャンキーだ
だって結果も金もなくても最悪書くってことでしょ極端な話
うわ、すげー むしろなんでそうなったんよね私だって人間として生まれていたはず、でしょう?
★
それでも、
虫だって、
虫さえも、
進化する可能性はあるのかもしれない
なんて、他者ではなく部屋のむしとか見ておもってのことなんだけど
けど、その可能性ってかぎりなくひくくてそれこそ奇跡だよねえ
生物が、人間となるまで、何億年かかってんだっけ? 何十億か? ねえ。
つまりそれくらいのことだよ。
机に手を置いてすりぬけるくらいのこと、かも、って……
ああ。そうね。
そのアナロジーで考えると、こうなってしまうわねえ……。
★
とにかく本質的なものをひらがなとするのだ そうすればいいのだ それが私の自覚したルール、だから私の言葉の体系のマイルールとなるだろう、とりあえずいまはねっ!
★
もっともきついのって、人間の不幸ってもしかしたらたぶん
「こうだったら、よかった」という 後悔かもね
だってそうでしょう ひとをうしなったとき
「あのひとが、いてくれたらよかった」という それはまさしく、不幸でしょう つらいもん
私がいましあわせなのは後悔がないから ゼロだから
あのひとに会うためにここまでがあったと思っているから
あのひとともっともとなりにいれる以上、べつに 後悔はひとつもないよ
と、いうか、反省はあっても後悔はない
だって 彼以上の「こうだったら、」なんてありえないから
これからも死ぬ気で死に物狂いで彼との、それを、まもっていくだけだから 私は。
★
引きこもりで心を閉ざしていた時期が長いぶん、さまざまなカルチャーにふれた
育てられた
それはいまこんなにもこのようなかたちで長所として強みとして輝きだしているのかもしれない
だって、「いんよう集」! あれひとつとったってまあまあほんとにじつは多様性が多種多様なのがさ、すごいでしょ
自分でだってびっくりだわ
からから、からっぽ、が十代半ばくらいまでの口癖のようなもんだったのにねえ うまくもない決め台詞だ。
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