けっきょく私は書くための口実がほしいだけなのかもしれない

けっきょく私は書くための口実がほしいだけなのかもしれない

だとしたらそうとう狂ったジャンキーだ

だって結果も金もなくても最悪書くってことでしょ極端な話

うわ、すげー むしろなんでそうなったんよね私だって人間として生まれていたはず、でしょう?



それでも、

虫だって、

虫さえも、

進化する可能性はあるのかもしれない


なんて、他者ではなく部屋のむしとか見ておもってのことなんだけど


けど、その可能性ってかぎりなくひくくてそれこそ奇跡だよねえ

生物が、人間となるまで、何億年かかってんだっけ? 何十億か? ねえ。

つまりそれくらいのことだよ。


机に手を置いてすりぬけるくらいのこと、かも、って……


ああ。そうね。

そのアナロジーで考えると、こうなってしまうわねえ……。



とにかく本質的なものをひらがなとするのだ そうすればいいのだ それが私の自覚したルール、だから私の言葉の体系のマイルールとなるだろう、とりあえずいまはねっ!



もっともきついのって、人間の不幸ってもしかしたらたぶん

「こうだったら、よかった」という 後悔かもね

だってそうでしょう ひとをうしなったとき

「あのひとが、いてくれたらよかった」という それはまさしく、不幸でしょう つらいもん


私がいましあわせなのは後悔がないから ゼロだから

あのひとに会うためにここまでがあったと思っているから

あのひとともっともとなりにいれる以上、べつに 後悔はひとつもないよ


と、いうか、反省はあっても後悔はない

だって 彼以上の「こうだったら、」なんてありえないから


これからも死ぬ気で死に物狂いで彼との、それを、まもっていくだけだから 私は。



引きこもりで心を閉ざしていた時期が長いぶん、さまざまなカルチャーにふれた

育てられた


それはいまこんなにもこのようなかたちで長所として強みとして輝きだしているのかもしれない

だって、「いんよう集」! あれひとつとったってまあまあほんとにじつは多様性が多種多様なのがさ、すごいでしょ

自分でだってびっくりだわ


からから、からっぽ、が十代半ばくらいまでの口癖のようなもんだったのにねえ うまくもない決め台詞だ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る