とある時代、とんでもない日記。

「気にするな」とか「考えすぎ」とか「自分の解釈だよ」とか「じつは善意だったんじゃない？」とか

「気にするな」とか「考えすぎ」とか「自分の解釈だよ」とか「じつは善意だったんじゃない？」とか

そういうことを言うひとの意図というか

なんで自分だって考え込んで苦しいひとにそう言うのか

その無神経さ、感情では理解できないし大嫌い。

自分の世界において目撃件数が少なかっただけじゃないのか。

平均値に無理によせようとするのやめてくれよ。

善意なのかもしれんけど暴力だよそれ。

私はこうこうこういうことで傷ついた、あるいは勘違いかもしれないけど

いまも毎日苦しい、だとか、

そういうのに「勘違いじゃない？」と言って、

じゃあ問うけどそれなんになるの？

私のあの不幸が勘違いだったらじゃあこれはなんなのか？

私の妄想なの？

妄想でこんなに泣けるもん？

……そういう混乱にふたたび陥れることさえもありえるんだから。

考えすぎ、考えすぎ

私はそんなのぜったい言わない、言いたくないよ

たとえ私から見ればちっぽけだったりささいだしむしろ本人に問題があったりとかふつうに勘違いに見えても、

そのひとにとっては、真実。

事実でなくとも、真実なのだろう。

私はあなたがおもちゃを捨てられたということが不幸というならそれはあなたにとっては不幸だったねえ、と認めるよ。それくらいのこと……する。

自分の自信ある認識の認識外だからといってそんなんちがう、と否定するの、やめよう？　とくにおとなよ。

私は自分にはさっぱり理解できないつらさであってもそのひとがつらい、と言うならつらさ、と認めるしそういうことでおはなしをするよ。……だから私は否定をしないっつってんじゃん。

肯定、するよ。うん。それがひろくておおきなことだから……。