20161030
●観念論の限界
*「素朴実在論」と「批判的実在論」という概念をお恥ずかしながらいまはじめてちゃんと知って、まじかこれでいろいろ説明できんじゃん……まじか……!!!
*いつの時代のどういう考えかたなのか、そもそもなにが源泉なのか、きっちり把握しておかねば。これはすごいヒントだぞ。
*こういうことがあるから勉強ってほんとやめらんない
*ほんとそれよーーーーー観念論は不毛だし危険……私自身若いころは観念論に憑りつかれていたから、ますますわかるんよねえ……。
*まあだからこそデカルトに惹かれたわけだしねえ……。
*完全に私見なんだけれど、観念論では救済のロジックを構築できないし、だから、分析哲学、あとこちらは不勉強なんだけれどもおそらくは現象学も、そのまま進むと理性は発達すれどそこに救済を見出すことは無理っていうか……。
*実存主義にかんしてはちょっと保留中、とりあえずキェルケゴールをもうちょい知りたいから……。
*こないだ科哲の先生に「キェルケゴールみたいですね」って言われたの驚いたけれどよい素材だよなあ。なんというか今後いろいろ読んだり研究していくにあたってさ。パース専門の先生にそう言っていただいたっていうのはさ。「じつに実存的だ」って言われたってことはさ。
●マクグラスによるアナロジーとメタファーの定義
*マクグラスの定義するアナロジーとメタファーの区別がすっきりしすぎててもはや笑うレベル。すげえなこれ。アナロジーは「神には知恵がある」。メタファーは「神は獅子である」。えっすごいな……すごい……。
*アナロジーとメタファーについては私もずっと悩んでいたんですよ……えっ、えー……すごい……いちおうのヒントというか、解決してしまった感まである……マクグラス……読まなきゃ……。
*あの……国教会のひとって認識でほんと……あの、駄目だなーやっぱ先入観ってものは……。
*もちろんマクグラスの説が絶対的だとまでは思わないように、する。けれどねーやはりこの定義はしばらく依りどころになるなあ。
*聖書って、アナロジーであれメタファーであれ比喩がだいじっていうのは、わかるし、だからこそ悩んでいたんだけれど、うわーやっぱり先人はいるんだなあ……無知って怖いね恥ずかしいね……。
*自分が悩むようなことはだいたい先人が悩んでいるからなあ。まずそこを徹底的に自覚しないと。それでもなお私が私だけが思いついた!ってものがもし残るんならたいしたもんよ。そうなるかどうかは、もうちょい進んでみないとわからないけれど。
●これからやってく
*私はねー十年近くを病気にもってかれて、ここ一年くらいでやーっとどうにか寛解して、だからたぶん同年代のほかのひとたちよりも経験や知識やいろいろな点においてはるかに劣っているんだろうなと思うし、だからこそねーーーいま、やらなきゃなの、五年くらいかけてでも十年を取り戻さなきゃなの。
*いくら理屈をつけても、根本的に自分が頭悪いっていう考えは消えないし、だから論理と知識を偏重して、そのことで悩むっていうのも自覚してるし、でもそれいいのかもしれないってさいきんはさ、だってそのことによってすこしでも進めるならさ。
*劣等感とか悔しさとか、そこまで切羽詰まった感情ではない。私が頭悪いとか経験や知識ないというのはそういうものだって思ってる。だからこそものを書き本を書いていく、そういうことしかできないし、そういうことによってしかたぶん生き残れない。
*卑下や自己嫌悪じゃないんだよほんと……たしかにもっと若いころはつらかった。けれどここ数年では、それらのことが私の数少ない矜持のひとつにすらなっているのだから。
●バルトのトートロジー
*けっきょくトートロジーにならざるをえないというのもーほーんと……。
*バルトってすごすぎるなあ……すごいよ……。
*「一般的なことの中に危険がある」カール・バルト
*はーーーーーバルト天才でしょ……それも世界を変えるレベルの、ほんものだよ、私だって感じ取れるくらいに……。
*天才という言葉を他者に向けるのって基本的には宮ちゃんとバルトで、なんかそういうの面白いなって。
*語彙力。つまりは具体性と抽象性の共存だと思うんです。
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