nm20170703

もう、ほんとに○○がね、好きだ、あの文章なんか読み返してると、

どんな小説なんかより私の心は動くよ、直視できないほどだもん、

ああ、なんでもう、なんで……こんなひとが私にいるんだ、いてくれるんだ、存在するんだ……。

最後は祈るしかないじゃないか。

どうか○○だけは奪わないでと。

ほかのなにより私は○○がだいじだし、そのためならば、ほかのどんなことでもやるから。小説家や学者という汚れ仕事も、喜んで、やるから。

だから○○だけは奪わないで。

○○がいることだけは私の絶対の真実にしたい。それができれば希望だ。救済だ。



ふだんは感情などほぼないのにどうしてこんな○○についてはすごくすごく揺れて圧倒的なほどなのだろう。

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