★病院メモ

・11/24(木)に母と喧嘩した。

・散らかっていた部屋を私に断りなく片づけたことと、

 部屋で菓子を食べるなということ。

・成人にもなって、部屋が散らかっているのは私が悪いと思うが、

 勝手に片づけられるのは気分がよくない。

 それなら自分で片づければよいと思うのだが、

 母親に「散らかっている」と言われてるまで「散らかっている」ことに気づかず、

 自分で片づけに取りかかるのが困難。

 言われてみれば散らかっていたな、と思うのだが、

 毎日目に入っているはずなのに、

 そのときには、なぜだか「散らかっている」と思えない。

・菓子を食べるなということについては、

 健康面を考えればもっともだと思う。

 だが、私はおやつとして大量に菓子を食べていたのではなく、

 一枚の板チョコを、平均して三日から五日くらいかけて、

 すこしずつ食べていた。

 小説や大学の勉強をするときに、甘いものがほしかった。

 そのことを説明しても母には伝わらず、

 自分の部屋で菓子を食うな、の一点張りだった。

 ストックとして買っておいた菓子をすべてゴミ袋に入れられ、

 腹が立ってしまった。

・片づけのことも菓子のことも、

 文句を言いたいなら自立しろと言われて、とても腹が立った。

 母は喧嘩するといつもそう言うのだが、そのたびすごく嫌な気持ちになる。



・そのときの反応が、自分でも過剰だと思う。

・苛々して、その気持ちに全身が支配されてしまう。

 「怒っている」というよりは、「気持ち悪い」という感覚。

 その「気持ち悪さ」を取り除きたくて、

 母が私のものを捨てたゴミ袋を部屋にぶちまけたり、部屋にあるものをぶちまけたりしてしまう。

 叫んだり、泣いたり、自分の身体をかきむしったりしてしまう。

 とにかく「気持ち悪さ」がすごくて、

 取り除くためならば、なんでもやるとそのときには思ってしまう。

 「違和感」ともいえるかもしれない。



・30分くらいするとその衝動は落ち着いてくるが、

 「どうしていつも、あんなに子どもっぽいことをしてしまうのだろう」と、

 強い自己嫌悪と自責に駆られる。

 冷静に考えると、自分はおかしいと思う。

 涙が止まらなくなる。

 同年代の人たちは、多くが自立していてひとり暮らしをしているのに、

 親に片づけてもらって、そのうえ子どものようにキレてしまうなんて、

 自分が情けないし、どこかおかしいのだと思ってしまう。



・衝動的になっているときには、「邪魔するな」と思っている。

 部屋を無断で片づけられることも、菓子を捨てられることも、

 またそのことによって感情的になることも、

 すべて自分の「予定」や「計画」が狂わされたと思ってしまう。

 「勝手に片づけなんかされて、文句を言われたから、

  苛々してしまって、これからやろうと思っていた小説や大学の勉強に支障が出た。邪魔された」と感じる。

 そのことが、とても腹立たしい。

 本題はそこではないと思うのだが、

 どうもいつもそこで苛々しているらしい、とはじめて思った。

 「相手(今回は母)がいくら正しくても善意で言っていても、

  私の領分に踏み込まれるのは無理」と思ってしまう。



・片づけられないことでは、母とずっと喧嘩してきた。いまもときどき喧嘩してしまう。

 私自身、どうして片づけられないのかわからない。

 「散らかっている」とわからないのがどうしてなのかわからない。

 部屋にいて、ものが目に入っているはずなのに。

・また、そのときの反応も過剰だと思う。

 もっと冷静に対応できるようになりたい。



・「片づけられないこと」「反応が過剰なこと」

 このふたつがすごく気になっている。

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