N20170202(木)

思うところあって、○○の××を、はじめて、ちゃんと読んでみたわけだが。

……なんというか。



あのヒロインさん……××さんって、あきらかに私だよねえ……。

高校当時もそうだったけれど。あれ私?って訊いても○○は素直にうなずきはしないに決まっているが、それでも、たぶんおそらく、そうなのだ。



2016年のクリスマス。あの居酒屋で、語ったこと。

わかってくれないと思っていたのは私だけだったということ。



私の目指しているところ、私のこと、

私の小説をいちばん適切にわかってくれていたのは○○だったということ。



適切なだけでなく、彼はいつも、私の想定を超えていく。それも、かるがると。



××さんに言われたこと。読者をひとり想定すること。ひとりでいい、いやひとりでなければいけない。何人もいるとぶれるから。

私はあのときぱっと思い浮かばなかった。

けれどもきのう書いてて、小説というのは「だれかに読まれるもの」なんだと気づいて、ほぼ同時に思ったのは○○だった。



もちろん、やってくれるかはわからない。うまくいくかもわからない。

そもそも私はあんまり自分の戦争に○○を巻き込みたくない。その気持ちはいまも、変わっていない。

ただ私はこのごろずっとひとりで戦ってきたから。だれかに頼ると濁ると思ったしじっさい、私の小説をわかるひとなんてめったにいないんだし。

ひとりで戦うべきだと思ってたし、それはいまもそう思う。



けれどももし、○○がいてくれたら。



その可能性に気づいたということ。

そして○○の小説を読んで確信したということ。

○○がいてくれたら、もしかしたら、もしかしたら。



とりあえずここらへんのことは土曜に喋ってこようと思う。怖いなあ。

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