●2016/08/14

■紙の日記にて


 原稿が進んだような進んでないような。

『ハニー ビター ハニー』とジョジョ2巻3巻を読み終わる。そのままの勢いではしプロの宗教の本を読み終わりたかったけれど、早く寝るため断念。のどかぜなのよ。

 ○○と会えるということが、しあわせすぎて緊張するくらいだ。


■パソコンにて


 気がつくと○○のことを考えている。

 私はだいたいみっつくらいのことを思考できるらしいのだが、そのうちのいちばん内側の思考は、つねに○○で満たされている。あとのふたつは、原稿のことと、身の回りのことが多い。身の回りっていうのは、ごはんどうしようかとか、××さんのラインはどんなもんだったっけかとか、××は元気かとか、××はだいじょうぶかとか、そういうこと。

 ○○のことを、つねに考えている。


 ○○が私に言ってくれたこと、○○が笑うところ、黙り込むところ、急に語り出すところ、そういうところを愛おしく反芻する。未来のことをよく考える。○○なら、家族はもちろんのこと、××ともうまくやっていってくれると思う。××をはじめとする、もっとも親しい友人たちにも自慢しながら紹介できる。○○といっしょに住むことも考える。そんなにきれいなところじゃなくっていいから、ある程度広さがある部屋にふたりで住んで、私はリビングで毎日○○の帰りを待ちたい。もちろん、朝は見送りたい。きっとそのあとは昼寝をするのだろうけれど。

 私は○○と結婚したい。

 そして、書いていて気がついた。私は○○が中心の日常を送りたい。いままでは自分中心だった。これは、自分のやることやりたいことやるべきことを疎かにしてまで相手を求める、ということとはまったく性質を異にする。○○のことをいちばんに考えるということだ。自分がどうしたいかより、○○がどうしたいか。癒してもらうことを考えるのではなくて、私が○○を癒すことを考える。笑わせてもらうことを考えるのではなくて、笑ってもらうことを考える。


 いつのまに、こんなに愛してしまったのだろうか。

 昼には会える。緊張するくらいだ。

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