●2016/08/09

■紙の日記にて


 ××先輩と流山でお茶してきたー。

 ××先輩の幼なじみの話とか大学時代の話とか、いろいろ話せて楽しかった。

『おてんば姫の行進』に歌詞をつけてみたいな、とか。


■パソコンにて


 流山の大きなショッピングモールにて。

 ××先輩とは今年の三月ぶりだったみたい。茨城を案内してもらって、私がマシンガントークすぎて××先輩が疲れちゃった日だね。きょうは私もよく気をつけて話し、終始和やかな感じでよかった。

 なんていうか、こういう関係性もあるんだなあ、と。半年に一回くらいしか会わないし、濃密な過去を共有したわけでもないし、つきあいが長いわけでもないし。そこまで似ているわけでもない。けれど、たまに会えばふたりだけでお茶をして、それぞれほかのひとにはなかなか話せないことも話す。うん、わるくない関係だなって思うよ。

 ナナズグリーンティーにいるときには、結婚についていろいろ話した。やっぱり嫌なこともあるとか、式場はシーズンオフだと安いとか、あと××先輩たちがお家を建てるっていうのはびっくりしたな。私のほうも、○○と結婚したいとか、周りが失恋続きであまりこういうことを話せないとか、私は稼げないけれど○○と住んだら家事をぜんぶやりたいとか、そういうことを話した。

 そのあとショッピングモールをうろうろ。大洗はガルパンの舞台だとか、モブサイコっていうアニメを教えてもらったりした。

 タリーズでは、××先輩が旦那さんからぽんこつと言われていると知ったので、私も○○からむかしは痛いいまは暗いじゃあなんでつきあったんだ!って思ってます、って言ったら、笑ってた。××先輩、よく笑うようになった気がする。

 タリーズで、幼なじみに××さんと呼ばれて複雑だとか、大学時代の知り合いとは恋愛がらみの嫉妬で健全な友情をもてなくなったとか、そういう話を聴いた。その子は女っぽい、と言っていた。気が強くて。たしかに友だちという感じではない。これはたしかに、××のひとには言いづらい本音なのかな、と思った。

 ルノワール展は残念だったけれど、お茶できてよかった。やっぱり親しいひととお茶をすると楽しい。

 今度はまた、美術館に誘おうか。

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