だいたい、可能なおはなし
気づいてしまった。
○○以外は、私にとって、代替可能なんだなあ。
もちろんのこと○○以外もいてくれなきゃ困るんだけれど、その中身は、どうでもいいのだ。
「友だち」とか「先輩」とか「仕事仲間」とか。その括りを満たしてくれれば、なんでもいいのだ。
代替可能。自分にとってそのひとが有効に働いているうちは、優しくするし個別性をだいじにする。
けれどもそこを越えようとした相手はすぐに切り捨てるんだなあ。……悪いけど、××を切り捨てたわけもわかった。自分でもふしぎなほど、もういちど話したいと思わない。私の貴重な時間を湯水のように消費しようとしたことのみにほんのりといまだ憤りを感じるだけで。私が半日ありゃどんだけ小説書けると思っとるんだ。
だから、そういう意味で、私はやっぱりすごく冷たい。……○○に対してのみ激しく思い入れてる、ともいうけれど。
だから××さんもじゃまだし。悪いけど。すれ違って喋ったりツイッターでリプ飛ばし合う程度はいいけれど、それ以外のところに来ないでくれ。他人の時間と労力をなんとも思ってないような人間とはつきあいたくない。たかだか「友だち」枠のバリエーションをひとつ増やすだけがせいぜいの存在なくせに……それ言ったら××だって、いままで切ってきた多くの人間だってそうだけれど。
○○以外の数少ない例外は、まあ家族、というか父親母親、あとは△△かなあ。でも父親母親は家族だから仕方ないってとこあるし、△△が私の今後の人生でも決定的な影響を及ぼし続けることはたしかだけど、まあ、私が生まれてはじめてちゃんと話をできた相手だしね、けれどもそれは歴史というか、うん、過去のことなんだよなあ。世界遺産をだいじにするのといっしょで。もちろん世界遺産って偉大なんだけど、世界遺産で生活していけるわけもなく。
○○だけが私にとってゆいいつリアルで、現実で、未来なんだよなあ。そしておそらく、生活でもある。
……うーん。思い入れすぎな気はする。これがほんとうの意味での、よってたつという意味での依存なんだろうなあ。
前から書いてるけれど○○とおなじかそれ以上ができるとしたら○○との子どもだ。それ以外には、ありえないと思う。
なんかふと気づいたら××にフォロー外されたかブロックされてるっぽいけど。
ショックな以前に、あ、これでまた時間できるわ、人間関係のバリエーションのひとつの側面はなくなっちゃったけれど、と思ってしまった。
すこしショックかもしれないけれど、でもらくになったと思った。
……これはまずいのではなかろうか。やっぱり。
こんなんじゃいつか周りにひとがいなくなるのでは……。
でもそれも、人間関係が○○だけだと○○に負担がいくかなって理由で。やっぱり、豊かな生活のためにはなるべく多くの人間とかかわらなきゃって程度のことで。
……ああ。あれ。
私はいつからこんなにも芯の冷え切った人間になってしまったのだろう。
しかもいま確認したら表?から外されたはずっぽいし、ほんとに私が嫌になったのかもしれないけど趣味アカとは分けようとしただけかもしれないし、真偽のほどはまだはっきりとはわからない。
それでも、どうでもいいというか、こっちからわざわざ確認する気にはならない。連絡が来たら相手はするけど、ってくらい。
……まずいんじゃないかなこれ。
○○にちょっと、連絡してみようか……。
肯定されたいなあ……。
褒められたいなあ……。
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