ツァラトゥストラはかく語りき

作者 菊地徳三郎

30

12人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★ Very Good!!

キャッチコピーを見て気になり読みました。
プレーリュードは雰囲気があり、ザ日本のミステリという感じです。
題材に西洋思想、哲学(ニーチェ)を扱ったミステリということで、笠井潔先生の矢吹駆シリーズを思い浮かべました。
ニーチェの独自解釈なども絡めてミステリ作品として成立させていくのでしょうか?
大変かと思いますがすごく楽しみにしてます。

★★★ Excellent!!!

説明はしません。
下地はタイトルが語ってくれています。
話数は現時点で2話。
それでも、凄い、と思いました。

普段、私は最後まで読むか、相当な分量を読んだ上で良いと思わない限りレビューの星を押しません。レビューを書くとしても星を付けて何日か後。
ですが、現時点で完読した時と同程度以上の凄さを感じ、お勧めしたい衝動を止められません。
きっとこの感覚を多くの人が覚えられるかと。

2話までだけでも、読めば、財産。

★★★ Excellent!!!

まだ始まったばかりなので、多くは言えないし、言わないほうが良いのだと思います。

有名なニーチェの思想書『ツァラトゥストラはかく語りき』を下敷きにしたミステリーです。

ニーチェを読んでいるような文体で、ぐんぐんひき込まれます。

どんなに高潔な思想でも、そればかり見ていると、思想のほうに食い殺されてしまう――そんな示唆から物語りは開始されます。

ミステリーではありますが、われわれ読み手には、作品を読んで、考えることが求められるでしょう。

たとえ答えなどないとわかっていても、考える。

これは現代社会を生きるわれわれに突きつけられた、『挑戦状』なのかもしれません。