第98話 学習しろ
私は普通のサラリーマンです。毎日、同じ時間の電車に乗ります。つまり同じ時刻に、同じ道を通って駅に向かいます。
いつも途中の住宅地から太った学生が走ってきます。しかも毎日です。走っているというが明らかに遅刻の感じです。走っているというが特に早くない。遅い方だ。
いつも思う。
「なんで早く起きるなどしないのだろうか」
そんな奴は早く起きているが、必ず朝ごはんを食べているに違いない。
「ゆっくり食べるのをやめないさい」
と注意したいが、
「きっと体に悪いし、朝に力が出ないよ」
と反論してくるだろう。
その前に、お前の体はメタボというやつだ。もうすでに体の一部は壊れている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます