7/2

昨日は非常に中途半端なところで終わってしまった。

「明日つづきを書こう」と思って、力尽きてしまったのだ。

だから書く。今、喫茶店だけれども。何故だか今日は、勉強にぜんぜん集中できない。

それに、刻みつけておきたい。記憶が新たなうちに。鮮明であるうちに。


そう、それで、小説の次は××堂の話をした。

よく覚えているのが、××先生の娘さんと私がほぼ同い年だという話。

×××さんはそこで実感が沸いてきたのか、すこし驚いているようだった。

まあ、でも、そうだよなあ。×××さんが××歳のとき、私はまだ7歳だったわけで。その10年前の旅行のとき、××先生の娘さんと同じに、小さかったわけで……。

「世界の片隅に君のような存在がいるとは知らず」と言っていた。それは、そうだ。私だってまさか、こういった縁ができるだなんて、ぜんぜん思っていなかった。当たり前だけれども。

だって7歳だよ。7歳。たんぽぽつんで遊んでいたあのときと、××堂が始まって皆さんが集まっていたときが同じ瞬間だなんて、やはり、不思議だ。皆さんが小説を志し書いていたとき、私は漢字が読める読めないのレベルだったのだ。7歳のとき、30歳の人なんてもうぜんぜんべつの世界の存在だった。手を触れることもできないような。でも10年経って、私と××さんの世界は、ある意味で一致したわけだ。

時間というのは、年の差というのは、不思議だ。

至極当たり前だけれども、10年前に出会っていたら、相手にもされなかっただろうに。

私が学校に通い始めてからの年月と、××堂が出来てからの年月は、ほぼ同じものだ。

やはり、不思議だ。そして、今この瞬間で、良かったと思う。

あと聞いたことは、Hさんが10年間髪型以外はぜんぜん変わってないこと(これはもう何回か聞いてるけれども)、××先生のいた最初の××堂は2年ほどで終わってしまったこと、それからは「××堂」と言うよりか何となく作品が出来たら集まっていたこと、それはHさんによる功績のところが大きかったということ、そしてその功績は、私たち文芸部と××堂をつないでくれたというところにもあること。

××堂に入れて良かったなぁ、と改めてしみじみ思った。


××堂の話だけで、こんなにも書いてしまう! 時間としては、40分くらい。

思い出して刻み込むのにも、それなりに力が要るなぁ。

これからTと会うし、一旦中断。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る