満足はしています。

 女の人は感情的です。


 さまざまな意見があるとは思いますが、これはほんとうだと思います。直感でものごとを考えることが多いです。周りや自分自身を見ていて。

 もちろんすべての女性が感情に流されやすいとは思いません。しかし傾向として、それは確かにあります。女性は涙腺が弱いです。かっとなることが多いです。よく笑います。女の勘、とも言いますし。


私は女性であるので、どうしてもこの傾向があります。ああ、感情的になっちゃって嫌だなあ、とつくづく思うときもあります。

だからこそ、感情的にならないよう、悪い意味での女性らしさを抑えるよう努めてきました。性別を理由に軽く見られるなんて、ぜったいに嫌だと思ったから。


 しかしもちろんのこと、性別もアイデンティティに含まれます。私は女性である前に私ですが、同時に女性でもあります。そうである以上、女性の傾向は避けられません。

 だからたまには、思いきり感情的でもいいのかな、と思いました。あくまで、たまには、ですが。女であることを言い訳にしちゃいけませんから。



 これに対して、男性は理屈っぽい傾向がありますね。しかしそれが論理的かどうかは、また別問題です。

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