やたら長い、女の子についての呟き。
よく創作物(漫画とか)に出てくる、「かわいらしい女の子」「純粋な女の子」についての主観を語ります。すこし性格の悪い記事なうえ異常に長いので、一応下げておきます。
あくまで傾向ですが、男の人が描く女の子って、なんだかすごく純粋ですよね。目があっただけで顔を赤らめたり、友達のことを心から思いやったり。あと、「なんとかちゃんかわいいー!」って言って抱きついたり。
まわりにそのような女の子がいたためしがありません。私自身のなかにも、そのような要素を見出だすことができません。
純粋そうな女の子は、だいたい演技か自己欺瞞です。女の子が女の子に「きゃー、かわいい」と言うときは、裏があることが多いです。
それでいつも、「純粋な女の子」をなにかの作品で見るたび、ないない、と思っていました。多分男の人は、あのかわいらしい外見と演技(意識的、無意識的かかわらず)に騙されているのだろう、と。
しかしそれはそれで需要はあるのだな、とあるとき気がつきました。
「心清らか、純粋な女の子」。その幻想は、多くの人々、というか主に男性が求めるものです。
しかし実際、女というのはどろっどろしています。たとえ表面がかわいかったとしても(そうでなかったとしても)内心ではすんごいこと考えるものです。
現実に、そんな女の子はほとんど存在しないのです。
だからこそ、幻想の「純粋な女の子」の需要は確かにあるんだな、と感じました。
それでもやはり、私としては受けつけないものが多いです。
「おんなのこって なんで できてる?
おんなのこって なんで できてる?
おさとうと スパイスと
すてきな なにもかも
そんなもんで できてるよ」
とマザーグースにはありますが、私はこれに「なにかどろどろしたもの」と加えたいです。
女の子は、そのどろどろしたなにかを、お砂糖やらリボンやら宝石やらをふんだんにつかって飾りつけるのです。遂には自分もそれがなんであるのかわからなくなるくらい、徹底的に。
これが所謂自己欺瞞だと思います。
女の子は愛くるしい面と共に、そういう面ももちあわせています。当たり前ですが、かわいらしいだけが少女じゃない。
でも、これって逆も言えますよね。ある種の少女漫画には、女の人の夢がいっぱいです。
長々おつきあいくださり、ありがとうございました。
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