アスペルガーという種族

作者 あやまるねこ

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★★★ Excellent!!!

アスペルガー(ASD)をお持ちの作者様の、ASDやADHDに対する見解諸々の作品です。
ASDを『特性』と捉え、大切なのは周りの環境や接し方であるということを、とても分かりやすく書いてあります。
私も作者様の見解と同じような考えを持っていたのでとても共感しながら読んでいました。
発達障害に関する感じ方や意見は本当に色々なものがあると思いますが、こういった考え方もあるのだな、ということを知る良いきっかけになる作品だと思います。

★★ Very Good!!

 作者様がご自身の経験を元に書かれたエッセイ風、もしくは意見文的作品。
 障害全体への視座を持ちながら、特にアスペルガーについて語っている。アスペルガーは現代社会では「障害」と見なされがちだ。しかし、天才にアスペルガーの方が多いことを、知っていただろうか? 作者様いわく、「天才を育てるのは簡単ではない」のである。
 さらに、最近できた言葉であると考えられる「毒母」。作者様はこの言葉が嫌いだと断言している。最初から毒母だった母親はいるのだろうか? という問題提起である。なるほど。何でも母親のせいにし過ぎであるという風潮に、一石を投じる意見にうなずかずにはいられない。
 果たして現代日本はのマジョリティは、「普通の人」なのだろうか? それとも、マイノリティを押し付けられた「障碍者」が、本当はマジョリティなのだろうか? この作品を拝読し、本当に様々なことを考えさせられた。小生も統合失調症の障碍者手帳を持っている。障害は内側でなく、外側にあると小生は思う。
 障害を個性と考えるならば、何故そもそも「障害」という言葉があるのか。「個性」でいいではないか。「不思議ちゃん」や「変わってる人」という言葉ではどうして駄目なのだ。

 いつか世界が、個性を自慢できる世界になりますように。
 そう願わずにはいられない作品だった。

 是非、御一読下さい。

★★★ Excellent!!!

発達障がいについて、作者様の想いがいきいきと綴られています。

子育て中のお母さんだから、なおさら、親子へのあたたかな眼差しが感じられます。

みんなに読んでほしいけど、特に、子育てに悩むお母さんに、読んでほしいな…。
私みたいに。
障がいがあるとか、無いとか関係なくて。
こどもと一緒に生きていく上で、いつも大切にしたいものが、ここにはあるのです。

生きづらさを抱えて、生きてきたあなたへ。

ひとりじゃないよ。

どうか、この扉を開けてみて。