― 恋 ― 中古屋

作者 絵本カナタ

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★★★ Excellent!!!

「恋」
昔から、頻繁に使われる題材で、多くの書籍もあるのに、これほど難解なものもそう無いのではないでしょうか?
人を好きになり、ワクワクドキドキして、周辺が変わって見えたり、逆に嫉妬に苦しんだり。
恋によってもたらされる効果は計り知れません。

そして、それを売り買いする店。

この時点で、どんなところなのか絶対に気になるはず!
さらに意外な展開、結末に度肝を抜かれる事間違いありません。

★★★ Excellent!!!

これは失恋した女性から恋を買い取り、それを転売する不思議なお店の物語。
失恋した当人は心の痛みをお金に変えられ、お客さまは得体の知れぬ「中古の恋」というものを買うことができる。

売った者はどうなるのか? 買った方はどうなるのか?
是非ともそれは皆様の目でお確かめ下さい。

恋する乙女心は気分を高揚させ「つまらない日常」とやらを薔薇色に変えるもの。
情熱の力は怠惰な人間を突き動かすものなのです。一方で男性は恋に溺れて腑抜けになってしまったりもするもので……その辺り根本的な性質の違いというものも垣間見えて面白かったです。

恋というエネルギーの力強さを味わってみたい方に、是非!
その強力さで五体がバラバラになってしまうかもしれませんけれど。

★★★ Excellent!!!

テンポはミデアムな印象で、まさかの展開の連続が特筆される。
僕は元引きこもりで恋愛経験がほぼ無いので、どういうことだろうと楽しく読めました。
キャラクターはみんないいが、中古屋の主人が特にお気に入り。伏線の回収もとても上手い。

★★★ Excellent!!!

恋を数値化、なんて言ったら語弊があるけど。
失恋をした辛い気持ちをとある店で売買するというもの。
それぞれにとって、失恋はとても辛く、苦しい。
だけど、値段に換算すると、呆気なかったりもする。
それはそれで、複雑なのだけど。(笑)

中には、とても値段の高い失恋がある。
読んでいくと、実は値段とか関係ないんだなぁ、と考えてしまう。

作中に描かれた恋の値段から、読者が何を想像するか。
十人十色だし、それもまた想いなのかなぁ、と思う。

個人的には人生に失恋しているので、僕の想いを高額で買い取って欲しいのだけど、本当にこんな店があったらいいと熱望する。

ともあれ、一人を想う気持ちは、思春期とか、たぶん関係ないんだろう。

恋愛系に興味のある方も、苦手な方も、是非ご覧下さいませ。
とても切ない気持ちになりますよ。

★★★ Excellent!!!

恋なら買い取ってくれるそのお店。
失恋や他人の恋を売るお店。

そんなお店があったらあなたはどうしますか?
新しい恋のために、買いにいきますか?
あなたも、恋、売りに行きますか?

そんなお店に、失恋した女の子が友達と『恋』を売りに行きました。

その後の結末は、是非読んで確かめてみてください^^

★★★ Excellent!!!

あなたの失恋買い取ります。

奇想天外な設定。
失恋を買取り、他人の恋を売るお店。

失恋がお金になるなんて。
そんな安易な気持ちで、買取屋に出入りする少女達。

恋の買取屋がもしも存在したら、あなたならどうしますか?

売る?それとも……買う?

――興味本位で、他人の恋を買った少女……。

そこには、衝撃の結末が……。

是非、ご覧下さい。




★★★ Excellent!!!

主人公は失恋をしました。向かったのは失恋した恋の買取屋さん、中古屋でした。
失恋を買い取ってもらえるって面白い発想だと思うのですよ。しかし、1万円で売ってる恋ってどんなですか。
恋は時に甘く、時に人の人生をも振り回すものだと作品は教えてくれます。
物語の行方は読んでのお楽しみ。

文章も読みやすいし、短い作品なので気軽に読めます。
読んでいかれませんか?

★★★ Excellent!!!

どんな恋も買い取ってくれる話不思議なお店。その斬新な設定に惹かれました。

一度売ってしまったら、相手への想いも未練も全てなくなってしまいます。失恋を降りきるためには、そうするのもありかもしれませんね。
でも自分の恋心があまりに安い値段で買い叩かれたら、ちょっと複雑かも。

そしてそのお店では、恋を買うこともできるのです。
高額な恋を買ったら、どれだけステキな恋愛ができるのでしょうか?

★★★ Excellent!!!

そこは失われた恋を買い取ってくれる、奇妙な中古屋。悲しい失恋を買い取ってもらって、前向きな気持ちになりましょう。
そして売る事も出来れば、買う事だってできるのが中古屋の良いところ。誰かが売った恋を買い取る事で、新しい恋をする事だってできるのです。

恋に値段をつけて、買い取ってもらうと言うシステムが斬新で面白かったです。
恋する強い気持ちがもたらす、意外な結末も。

★★★ Excellent!!!

 主人公は今日、失恋したばかりの女子高生。こんな時は、あの店に行く。恋を買い取り、他の人が売った恋を買える、不思議な店。古本を買い取り、売るように、恋を買い取り、販売する。主人公は、失恋を100円で売った。そして付き添いの親友は、新しい恋を買った。親友が買ったのは、1万円もする恋だった。きっと大恋愛になるだろうという予感。
 しかし、親友が恋をした相手には、もう結婚相手がいた。
 主人公は、恋の中古屋に走る。
 そして店主から告げられた、衝撃の真実。
 それは、物語の色を一変させる、残酷なものだった。
 店主は言う。
 「恋は扱っていますが、愛は扱っておりません」
 果たして、その言葉の意味は?

 是非、御一読ください。

★★★ Excellent!!!

タイトルにどういうことだろうと思って読み始めると、読みやすい文章かつ興味を惹かれる内容で最後まで一気に読みました。

失恋した悲しさを忘れるためには、自分の恋を売るというのはとてもいい方法だなと読みながら思い、そんなことを思いつく絵本カナタさんの発想力に嫉妬心を覚えました(笑

ですが、この恋の中古屋はそんな生易しいものではなかった!
恋とは、ある意味病気のようなもの。それを扱うのですから。

きっと最後まで読み進めるとその恐ろしさに気付かされると思います。
私は思わずぞくぅっとしてしまいました。

文句なしに面白かったです!

★★★ Excellent!!!

失った恋を買い取ってくれる、そして売ってくれる。そんな不思議なお店と、そこに通う女子高生のお話です。
恋に高い低いの値段がつくというのも不思議な話なのですが、高ければ高いほど魅力的なのも正直な話。
しかし、どんなに高価でも「恋は恋」。

必ず最後まで読んで頂きたい逸品です。

★★★ Excellent!!!

なんかよく分からんけどなりゆきでヤっちゃって、既成事実のせいで一応付き合ってます的なノリのやつ。



そして恋で怖いのって、端から見たら不純な動機、且つ恋愛と呼べるのかすら分からないしょうもない代物であっても、本人たちはその瞬間にきちんと互いを『好きだ』と思っていること。
ぶっちゃけ僕は、“十年来の想い”も、“ベッドの上で生まれた想い”も、互いが互いを好きであるなら価値は同じく思えます。
存外、後者の方が末永く続きますしね……笑

それらを値踏みして販売するという行為の面白さたるや!!一目惚れしました。
テーマがこれだけひねくれているんだから、自分のような変なヤツが嗅ぎ付けるのも当然。

そしてこの作品を気に入るということすら、別に何ら驚くことのない当然の結果でした。
ああ、面白かった!

★★★ Excellent!!!

失われた恋を売って、リサイクルされた恋を買う。失恋の痛みを忘れられてお金になるなんて、こんなにいいことはありませんよね。

……さて。読了後もそう思えるでしょうか。

よくも悪くも恋は人を変えます。そして、痛みを忘れることが必ずしも『いいこと』とは限りません。

8千文字程度の短編です。ズルをせずにぜひ1話から順番に読みましょう。

衝撃の展開が待っています。

★★★ Excellent!!!

失恋を売買する話です!凄く面白かったです。とにかく世界観に惹きこまれます。最後の展開には驚かされました!
短い話だけど凄く重みがあり、成る程…と考えさせられる場面が多々ありました。『愛』と『恋』の違い。この話はとてもわかりやすかったです。恋愛は人を変えてしまうとよく聞きますが、この事なんだろうなと痛感しました。凄く深い話です。

恋愛は純粋で綺麗な物ばかりではない。醜く恋をする事で、時には良からぬ方向に進んでしまう事もある…というリアルさに感嘆してしまいました。とても面白かったです。

★★★ Excellent!!!

失恋とは誰にとっても辛いもの、早く忘れて日常を取り戻したい。
新しい恋を見つけて、楽しい日々を送りたい。
そんな需要から「恋」を売買する恋の中古屋のお話です。

とにかく着眼点から強いオリジナリティを感じました!
そして短編にも関わらず、物語の筋立て、登場人物の役割、最後のオチ……どれも計算されていて、作者様がうまく手綱をひかれ、綺麗に終着していく工程を垣間見ることができます。
とてもとても完成度が高い作品です。