これまでのあらすじ
齢十六にして最年少宮廷魔法士の栄誉を受けた天才魔法使いも、三十歳を過ぎればただの人。
事故で妻を亡くし、愛娘カレンとともに辺境でスローライフを送っていた「元」世界最強の魔法使いアルフレッド。
ある日、チキュウから転移してきた女子高生チヅルと出会う。
亡き妻にそっくりな美少女は、チート能力を持つ異世界転移者。
その力を狙う冒険者達による襲撃を見過ごせず、アルフレッドは彼女の保護者を買って出る。
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だが、女子高生のチート能力を狙っていたのは、ただの冒険者ではなかった。
お家騒動ですべてを奪われ、復讐を誓った貴族令嬢ジェヴォン。
彼女を見過ごせないアルフレッドは、密かに領地へと乗り込んだ。
そして家督の簒奪者である叔父パイクの悪行を白日のもとに晒し、闇ギルドから派遣された邪悪な魔法使いをも打倒し、領地に平和を取り戻したのだった。
かくしてアルフレッド達の生活には平穏が訪れ、季節は夏へと移り変わる。
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愛娘と女子高生のため、
二人のもとにやってきたのは、弟子入り志願者と闇ギルドからの刺客。
数々のトラブルに見舞われながらも、彼らはなんとか
愛やら恋やら三角関係やら、入り組みながらも祭りを満喫するアルフレッド達。
フィナーレを飾る花火を眺めながら、エレナは、こんな瞬間がいつまでも続けばいいと願う。
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しかし、打ち上げの夜。
アルフレッドの前に現れた男は告げた。
――失ったものを取り戻す時が来た、と。
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おもな登場人物
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●アルフレッド・ストラヴェック
元宮廷魔法士。妻を亡くしている。親バカ。無自覚鈍感モテおじさん。
●カレン・ストラヴェック
アルフレッドの娘。初等学校に通う。元気っ子。驚異的な魔法の才能を持つ。
●アマミ・チヅル
異世界チキュウから転移してきた女子高生。正体不明のチート能力「奪う左手」を持つ。包容力が高い。高すぎる。
●ル・シエラ
家妖精。アルフレッドと契約している。上から目線。割と大雑把。
●エレナ・キーネイジ
元S級冒険者。アルフレッドの幼馴染。意外と純情。ヤシの実までは握りつぶせる。
●マリーアン・テレボワ・ラーヴェルート
辺境伯。アルフレッドの後援者。決断と行動の人。好きな人をいじめるタイプ。
●ユーリィ・カレラ
宮廷魔法士。アルフレッドの後輩。よく「★」を飛ばす。意外と尽くすタイプ。
●アマミ・チトセ
故人。アルフレッドの妻。チート能力「与える右手」を持っていた。食いしん坊。
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以下は、2020/3/31以前に掲載していた「更新休止のお知らせ」です。
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「世界最強のバツイチ魔法使い、女子高生を拾う」をごらんいただき、ありがとうございます。
突然ですが本日、2020/2/5の更新をもって本作品の更新をしばらく休止します。
またしても書き溜めが尽きましたので……
更新の再開は4月を予定しています。
◆
カクヨムコンの受付期間が終わりましたね。
残念ながらランキング入りなどはできないままになりそうです。
金の卵に選出をいただいてから、その後PVなども維持できなかったので、結果こうなった、という感じです。
◆
とりあえず今は、もっとたくさんの方に読んでいただくにはどうすればいいのかしら、などと考えています。
具体的には、タイトルを変えてみようかな、とか。
正直、原稿をつくるので手一杯な現状、あまり手のかかる事もできず、いやいやそうは言っても、みたいな堂々巡りです。
◆
とはいえ、アルフレッド達の物語はまだ続きます!
第三章がもう少し続いたあと、新しい展開に入る予定です。
闇ギルドのあれやこれや、王立魔法研究所のなんやかんや、そしてアルフレッドという男のそれやこれやなどが煮詰まってドンドンバンバンなっていくと思います。
どうぞ今後ともお付き合いくださいませ!
今後とも「世界最強のバツイチ魔法使い、女子高生を拾う」をよろしくお願いいたします。
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