第349話 自分の責任を軽くするとは何か

自分の責任を軽くするとは何か。自分の責任だと思っていたことのいくつかを、他人の責任だと考えるようにすること。


自分の責任だとは何か。自分でどうするか考えなければならず、悪い結果だった場合は、回復しなければならなかったり罪悪感を感じなければならなかったりすること。


自分の責任ではないとは何か。自分でどうするか考える必要はなく、悪い結果だった場合でも、回復する必要も無いし罪悪感を感じる必要も無いということ。


他人の責任だとは何か。他人がどうするか考えるのを待っていればいいし、悪い結果だったとしても、他人が回復しようとするのを見ていればいいし、他人が罪悪感を感じているのを見ていればいいということ。


自分の責任を軽くするのに利用できる他人がたくさんいるとは何か。想像の中で責任を押し付けるだけでなく、実際に責任を押し付けることもできそうだということ。


自分の責任を軽くするのに利用できる他人がいないとは何か。想像の中で責任を押し付けるのも難しく、架空の人物を作って責任を押し付けないと、気分も軽くならないこと。

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