汚い透明な紫

作者 夏緒

ずるい男としたたかな女の、色っぽいよもやま話。

  • ★★★ Excellent!!!

タイトルで気になり読み進めました。
とても好みのお話で、特にしたたかでハッキリとしたヒロインの考え方や話し方がとても好きで、うんうん頷きながら、会話をしている男側のずるさやダメさにわーっ!となりながら読ませて頂きました。
表面はからりと乾いているのに、じっとりと湿った、それこそ二人が情を交した布団のような、色艶のある湿度があって、読んでいてとってもドキドキします。
ある程度の打算や怠惰のなかに、一筋きらりと見える、お互いの信頼というか好意の感情が、読む中で感じ取れて、身体の末端が熱くなるような読後感でした。素敵な作品をありがとうございます。

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