第4話 買い物デート1

4月19日

俺は紅音と決めていた事前の集合場所である駅前にある遊具が少しある公園のベンチに座って待っていた。

雷兎》早く来すぎたかな

集合時間は午前10時になっていたのだが、俺は9時30分に集合場所に着いてしまった。

暇だった為スマホでSNSを見たりしていると

皐月》【今日俺と柊も一緒に買い物することになったから良かったら一緒に買い物しないか?】

というメールが送られてきた。

送られてきたと同時に紅音がやってきた。

紅音》ごめんね〜待たせちゃったかな?

走ってきたのか少し息が切れている

雷兎》いや、俺も今来たところだよ

と言うと紅音は

紅音》良かった〜

と安心していた。

そこで俺から

雷兎》今皐月からメールが来たんだけど、皐月と柊もこれから買い物があるらしくて俺らと一緒に買い物をしないか?って来たんだけど紅音はどうしたい?

紅音》私は大賛成だよ!買い物は大勢でした方が楽しいし!

と明るい表情で返ってきた。

雷兎》わかった、じゃあ今から皐月に集合場所を教えるね

紅音》うん、わかった♪

そのあと俺は皐月に集合場所(駅前の公園)をメールで知らせるとその10分後に皐月と柊は俺達のいる公園にやってきた。

皐月》待たせたな

柊》お待たせ、待たせちゃったかな?

雷兎》いや、俺達もいまさっき来たばっかだからそんなに待ってないよ

紅音》うんうん、それにしても2人で買い物って珍しいね〜2人は何を買いに来たの?

柊》私たちは新しいメガネを買いに来たんだよ

紅音》メガネ?今のままでも十分似合ってると思うけど?

柊》それはありがとう、でもメガネのサイズがココ最近合わなくなってきてそろそろ替え時かな〜って思って

紅音》そういう事だったんだ〜ちなみにいつから使ってるの?

柊》小学6年生の後半から

紅音》そんなに使ってるんだ!

柊》大切な人から貰った物だからね

紅音》それってもしかして

皐月》そろそろ行き始めないと時間が無くなるぞ?

と言って無理やり話を途切れさせた

俺も何となく察して

雷兎》そうだな、そろそろ向かうか

と言って4人は駅近くにある大きいショッピングモールに歩いて向かう。

歩いている時に紅音が皐月と柊に聞こえないように小さな声で。

紅音》さっき柊ちゃんが言ってたのって皐月君のことだよね?

雷兎》だろうな

紅音》2人ってそういう関係なのかな?

雷兎》さぁどうかな?いつも一緒にいるイメージがあるけど、皐月がどう思ってるかはわからん

紅音》そっか‪〜2人ともそういう関係だったらいいね〜

雷兎》なんでだ?

紅音》だってお似合いじゃん?

雷兎》まぁそう思うけど

紅音》私も2人みたいに…

雷兎》2人みたいに?

紅音》あっいや…なんでもないよ!アハハハハハ‪〜

雷兎》まぁいっか

と話をしている時前にいる皐月と柊もなにか楽しそうに話しながらショッピングモールに向かって歩いた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

好きって言いたいのに! 桜神雷花 @Sakuragami

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ