その声を、
些細な事で苛立って
どうしようもなく
フラストレーション
こんな夜だから
あの声を流し込む
アップテンポも
メロウも
バラードも
何だっていい
その声を乗せて
脳髄まで響かせて
声だけで
その声だけで
全身が溶け出す流れ出す
その声で包み込んで
雑音はいらない
雑音はいらない
その声と
その声を乗せる音だけを
流し込こんでハイレゾで
このフラストレーションは
いつしかカタルシス
イヤホンを耳に
差し込んで
限界を越えた大音量で
流し続けるよ
こんな夜だから
こんな夜だけど
最低な一日が
最低な自分が
その声で許されるようで
全部全部全部
全身
溶けて流れて包まれて
ひとことで言うなら
その声は
So『気持ちいい』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます