うまくいかない


うまくいかない

でも仕方ない

やるしかない

選択肢は他に無い

知り尽くしているその罠へと向かえ

徒歩でとほほって具合に

神様はきっと見てる

神様専用のポテトチップス的な物に手を伸ばして

閲覧してる

そして何もしない

見上げた空に星は無い

多分、隠されているだけなのだろう

でも視界に映らなくてもそれに意味はあるのか?

足元に花は咲いていない

多分、絶滅したのだろう

あとはなんだよ?

なんだって来いよ

皿も割れているな

おばあちゃんの知恵袋も破裂

ヴィーガンが猛烈な勢いで手淫を開始する午後

まるでお前の分までゴシゴシしてやるから任せておけとでも言わんばかり

学級委員長はおれに言った

「もっと真面目に詩を書こうよ!」

賛成だ

だがこの学級委員長は自分が学級委員長だと思い込んでいるただの気狂いだ

明日の朝には誰にも理解されない角度にこだわりながら病院で死んでいるだろう


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