空っぽの朝


朝が来た

わたしは学校へ行くことにした

見上げた空は青かった

ちゅんちゅんと鳴く小鳥の声がした

憂鬱が

憂鬱がさ

足下に絡み付いて来た

そして何も見えなくなってしまった

気が付けば罠の中

「おはよう」

だがきみの声はもう届かない

何処か遠くの世界で交わされている言葉のように響いた

わたしは何もかもが壊れるのを願った


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